「セクハラを看過できた時代は終わった」
DVD「セクハラ」「パワハラ」2作品を特別セット価格で

171022-blog先日10月14日に、アメリカの映画芸術科学アカデミーは、俳優たちへのセクハラ疑惑が伝えられたハーベイ・ワインスタインプロデューサーの「会員剥奪」を決定しました。これはハリウッド映画界からの事実上の「追放」を意味します。同アカデミーは「あってはならない問題。セクハラを看過できた時代は終わった」との声明を出しました。

まさにその通りです。アメリカでも日本でもかつては、「たかがセクハラ」と軽く扱われてきた時代もありました。しかしもうそのような意識は通用しない時代になったのです。

とはいうものの日本の現状はどうでしょうか。

私は丁度同じ14日(土)に、兵庫県弁護士会主催のシンポジウム「性暴力と刑法~110年目の改正と課題」に参加しました。

弁護士の角田由紀子さん、 法務専攻教授の島岡まなさん達の非常に示唆に富んだお話しを聞くことができました。

「性暴力」と聞くと、知らない人から突然襲われる、というイメージを持っている人もいるかと思いますが、現実には、職場や学校等の上司、友人・知人等からの被害がとても多いのです。

「職場でのセクハラ」は、言葉によるものから性的関係の強要までさまざまなものがあります。いずれも人権を侵害する許されない行為であり、職場からセクハラを払拭しなければ、これからの組織は存続することすらできない、といっても過言ではないでしょう。

今一度、職場での全社員に対する「セクハラ研修」をしっかりと行うことが大切です。

アトリエエムの研修用DVD「セクシュアルハラスメント」(2万円・18分)をご活用ください。

*11月30日までの期間限定で「パワハラを学ぶ」「セクシュアルハラスメント」の2作品を同時購入の場合は、特別セット価格として3万円で購入していただけます。

「セクハラ」「パワハラ」の研修にぜひお役立てください。

詳細はこちら>>>

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多様化するハラスメントへの対応が求められています!
1月26日(金)に大阪で「相談対応セミナー」開催

170924-blog「ハラスメントの相談と対応セミナー
~適切な相談対応ができていますか~」

今、職場の担当者には、パワハラ、セクハラに加えて、LGBT、マタハラ等多様化するハラスメントへの対応が求められています。
このセミナーでは、相談対応の留意点、行為者ヒアリング等についてロールプレイ等を通して具体的に学びます。
最新の事例や判例を交えて防止対策についても解説します。 

*この機会にぜひご参加ください!!

【プログラム】
パワハラ、セクハラ、LGBT、マタハラ 等
①事例解説(講義)
②相談対応(ロールプレイ・実習指導)
③行為者ヒアリング(ロールプレイ・実習指導)
④判例解説、防止対策(講義)

●日時:2018年1月26日(金)11:00~16:30(開場10:30)
●会場:ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)4階 大会議室1
大阪市中央区大手前1-3-49 (京阪・地下鉄「天満橋」駅から東へ350m)
●講師:三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
●定員:30人(申し込み先着順)
●参加費:9,000円(資料代含む)
●対象:企業、行政機関、教育機関、労働組合、個人の方等ハラスメント防止に関心を持っている方
●主催:アトリエエム
●共催:ドーン運営共同体
●後援:中央労働災害防止協会、一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団

*チラシ(お申込書付き)こちら180216-2-HAseminar-vol.18-chirashi 
*詳細はこちら>>>

【主催・申込】アトリエエム株式会社
〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-4-27-401
info◆atoriem.jp(◆を半角@にしてください)
http://atoriem.jp/
TEL 06-4256-8836 FAX 06-4256-8837

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高度プロフェッショナル制度と
「働き方改革関連法案」

170916-blog9月28日に召集される臨時国会で、労働についての非常に重要な法案が審議される予定です。「同一労働同一賃金」をめざすために「パート労働法」を「パート・有期雇用労働法」と改称するなどに加えて、「高度プロフェッショナル制度(高プロ制度)」の導入などが一つの法案としてまとめて提出されます。

高プロ制度は「残業代ゼロ法案」「脱時間給制度」「成果型労働」等とも呼ばれており、高専門職で年収が高い人を労働時間の規制から外す制度です。「働いた時間ではなく、成果で評価する」とも言われていますが、「残業や深夜・休日労働をしても割増賃金を支給しなくてもよい制度」です。いわば<労働時間と賃金の関係が切れた制度>であることが重要なポイントです。

長時間労働を防ぐ対策として、「年104日以上の休日取得」等の「健康確保措置」をとることとなっていますが決して十分ではありません。対象者も現在は年収が約1千万円以上となっていますが、変更は法律の改正ではなく厚生労働省の省令で可能となっています。

様々な職場でハラスメントセミナーを実施し、現状を目の当たりにしている三木としては、高プロ制度は働く人たちにとって良い制度とは思えないのです。今後対象者が広がることも考えられ、ますますパワハラや長時間労働が蔓延することにつながるのではないかと危惧しています。

◆「働き方改革関連法案」を検討している厚生労働省の「第140回 労働政策審議会 労働条件分科会」のサイトはこちら>>>

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20分で知る「パワハラ」決定版
DVD「パワハラを学ぶ」新発売!

170901-DVD-pawaharaお待たせしました!
「考えよう!ハラスメント」シリーズの4作目「パワハラを学ぶ ~基礎から防止対策まで~」が完成しました!

このシリーズは「20分で知る 研修用DVD決定版」として、とても好評で、多くの企業、行政機関、教育機関などでご活用いただいています。

『パワハラを学ぶ』では、パワハラの被害や同僚から相談を受けた時の対応、相手のモチベーションをアップさせる指導法等についてイラストやデータを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

このDVDを観て、なぜパワハラが起きるのか、どうすればなくせるのかをしっかりと考えてみてください。
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DVD「パワハラを学ぶ ~基礎から防止対策まで~」
【解説】 三木啓子(アトリエエム㈱代表 産業カウンセラー)
【CONTENTS】
⓵パワハラとは ⓶パワハラの背景 ⓷正しい指導法 ⓸被害を受けたとき ⓹相談を受けたとき ⓺防止対策
【収録時間】20分/日本語字幕付/2017年製作
【販売価格】2万円(税、送料別)<公共ライブラリーでの貸出可>
【製作・著作】アトリエエム株式会社

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※DVD「パワハラを学ぶ」のチラシ(お申込書付き)はこちら170901-DVD-pawahara-chirashi
※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら170801-hanbaibutsu-chirashi
※予告編はこちら(you tube)>>>
※詳細はこちら>>>

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セクシュアルハラスメント&LGBT セミナー
新プログラムで実り多いセミナーに

170626-blog6月22日(木)の「アトリエエムのハラスメントセミナー」には、今回も大阪のみならず各地から色々な立場の方が参加してくださいました。企業や行政機関の人事担当者、大学教員、社会保険労務士の方です。

セミナーへの参加は、2回目、3回目という方もおられて「毎回新しい知識が得られます」とおっしゃってくださるのがとても嬉しいです。

セミナーでは、今年1月の男女雇用機会均等法等の改正をふまえて、セクハラやLGBTについての最新の事例、情報に加えて、職場や教育機関での今後の取り組みなどについて丁寧にお伝えしました。

特にLGBTについては、メモをとりながら熱心に聴いておられる方が多く、今回のようなセミナーの必要性を改めて強く感じました。

講義に加えてロールプレイやディスカッションをすることによって、楽しみながらも大切な知識を身に着けていただくことができました。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
・とてもわかりやすいセミナーで、ハラスメントについて理解を深めることができました。
・LGBTへの知識不足を痛感しました。大変良い機会でした。
・セクハラに関しては、以前から研修のテーマ等に取り上げられることが多く、関心も大きいようですが、LGBTについてはまだまだ周知されていないように思います。従業員全員が正しい知識を持ち、皆が働きやすい環境でありたいと思います。
・最近のハラスメントの状況が非常に参考になった。
・色々と新しいお話しを聞かせていただき、ありがとうございます。いつもながら大変勉強になりました。

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アトリエエムはこれからもハラスメントの防止に取り組んでいきます。
次回のセミナーは、相談対応を中心とした1日セミナーを開催する予定です。

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神戸新聞にも案内が掲載
「セクシュアル・ハラスメント&LGBTセミナー」

170618-blog6月22日(木)に開催する「アトリエエムのハラスメントセミナー」。

今回は、ハラスメントの中でも特にセクシュアルハラスメントとLGBTに焦点をあてて、現状や対応、防止対策などについて具体的にお伝えします。

6月14日(水)の神戸新聞でも案内が掲載されました。

この機会にぜひご参加ください。お申込みをお待ちしています。

*チラシ(お申込書付き)はこちら170622-2-(S)HAseminar-vol.17chirashi
*詳細はこちら>>>

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神戸新聞(2017年6月14日(水))

セクハラやLGBTの対応
職場の現状、課題解説
22日、大阪

職場や教育現場でのセクハラ防止に向けたセミナーが22日、大阪市中央区大手前1のドーンセンターで開催される。兵庫、大阪などの企業、行政機関でセクハラ防止を訴え続ける産業カウンセラー三木啓子さんが講師を務める。

今年1月、雇用機会均等法に基づくセクハラ指針が改正。性的少数者(LGBT)社員へのセクハラも事業主が適切な対応をとるよう明確にされた。

セミナーではセクハラやLGBTについての企業の現状と課題、先進的な事例などを話す。企業や労働組合、関心のある個人などの参加を呼び掛けている。

セミナーは午後1時半~4時半。参加費3千円。定員40人。申込はTEL06/4256/8836、info◆atoriem.jp。
(◆を半角@にしてください)

神戸新聞はこちら170614-(S)kobe-shinbun
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ハラスメントセミナー
「セクシュアルハラスメント&LGBT」

【日時】2017年6月22日(木) 13:30~16:30(開場 13:00)
【会場】ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)4階 大会議室3
大阪市中央区大手前1-3-49 (京阪・地下鉄「天満橋」駅から東へ350m)
【定員】40人(申し込み先着順)
企業、行政機関、教育機関、労働組合、個人の方等ハラスメント防止に関心を持っている方
 <定員になり次第締め切らせていただきます>
【参加費】3,000円(資料代含む)
 <お申し込み後に参加費の振込み方法をご連絡します>
【講師】三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
【主催・申込】アトリエエム株式会社
 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-4-27-401
 info◆atoriem.jp(◆を半角@にしてください)
 http://atoriem.jp/
 TEL 06-4256-8836 FAX 06-4256-8837

【共催】ドーン運営共同体
【後援】中央労働災害防止協会、一般財団法人大阪府男女共同参画推進財団

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パワハラの被害 3人に1人
半数近くは、誰にも相談をせず

170531-blog企業で働く人の3人に1人(32.5%)が、職場でパワハラを受けていることが、厚生労働省の調査で明らかになりました。前回の2012年度の調査よりも7.2ポイント増えています。
パワハラの内容は、暴言などの「精神的な攻撃」が54.9%で最も多く、不可能な業務を強制する「過大な要求」(29.9%)、無視や仲間外れなど(24.8%)が続いています。
心身の変化では、何度もパワハラを受けた人では、眠れなくなった人が36.1%、通院したり服薬をした人が20.9%とメンタルヘルスにも大きく影響していることも明らかになりました。

この調査で注目しなければならないのが、被害を受けた後、誰に相談をしたかということです。
3年前の調査よりは若干増えているとはいえ、社内の相談窓口や人事担当者に相談をしたのは合わせて18.3%にしか過ぎず、半数近くの人が誰にも相談をしていないのです。

パワハラに関しては、政府の働き方改革の実行計画でも対策強化が盛り込まれており、防止対策の検討会が設置されました。
今後の検討会では、法制化も視野にいれたより具体的で実効的な対策がだされることを強く願っています。

各企業でも、防止のための研修(セミナー)と相談窓口の充実をより一層進めていくことが必要です。

パワハラ防止の研修や取り組みについては、アトリエエムにお気軽にご相談ください。

アトリエエムのハラスメントセミナー(6月22日)の詳細はこちら>>>
職場研修(セミナー)の詳細はこちら>>>
厚生労働省のパワハラ調査結果はこちら>>>

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「ちゃりんこ」鵜久森典妙 写真展
神戸の「いちばぎゃらりぃ侑香」で5月13日(土)まで

170503-blog毎年楽しみにしている映画プロデューサー・鵜久森典妙さんの写真展の季節が今年もやってきました。

13回目となる今回のタイトルは「ちゃりんこ」。

内緒話しているちゃりんこ、何年も働き続けてきたちゃりんこ、嬉しそうに笑っているちゃりんこ。。。
とても表情豊かな自転車が勢ぞろい。
持ち主との間でどんな会話が交わされているのかしら、とあれこれ想像して楽しくなります。

ぎゃらりぃのオーナーで、詩人の玉川侑香さんの詩とのコラボレーションもとっても素敵です。

色んな人や作品と出会えるぎゃらりぃです。

ぜひのぞいてみてください!

写真展の様子を報じた神戸新聞はこちら170429-kobeshinbun

*5月5日には、活動弁士・井上陽一さんによる「活弁ライブ」が開催されます。
1930年の無声映画「右門六番手柄 仁念寺奇談」を井上さんの名調子でぜひお楽しみください!(要予約)
*残席わずかです。必ず事前にご予約ください。
チラシはこちら170505-umonrokubantegara-chirashi

*****
鵜久森 典妙 写真展 第13回 「ちゃりんこ」
【とき】 4月28日(金)~5月13日(土) 11時~18時(最終日は15:00まで)
【ところ】 いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
 神戸市兵庫区神田町38-22
【アクセス】 JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車
 JR神戸駅より7、9、110系統乗車 「平野市場前」バス停下車(バス道東へ100m)

***
活弁ライブ「右門六番手柄 仁念寺奇談」
1930年東亜キネマ京都撮影所(66分)
【とき】 5月5日(祝・金)①11:00~  ②13:30~
【木戸銭】 1,000円(要予約 15席)*残席わずかです。必ず事前にご予約ください。
【ところ】 いちばぎゃらりぃ侑香 TEL:078-361-5055 (11:00~17:00)
神戸市兵庫区神田町38-22

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6月22日(木)ハラスメントセミナー 申込受付中!
「セクシュアルハラスメント&LGBT」

170502-blog「セクシュアルハラスメント」が流行語大賞を受賞したのは1989年、今から30年近く前のことです。
最近ではより一層深刻な状況になってきており、セクハラに関する相談や裁判も増える一方です。
なぜセクハラが起きるのか、どうすればなくせるのかを今一度しっかりと考えてみることが大切です。

2017年1月には、LGBTの人たちへのセクハラも含めて事業主は防止をしなければならない、と男女雇用機会均等法のセクハラ指針が改正されました。

セクハラとLGBTについての最新の事例、情報に加えて、職場や教育機関でどのような取り組みが必要なのかもわかりやすく解説します。
ハラスメントにご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

*資料等の準備の都合上、必ず事前にTEL、FAX、メールなどでお申込みください。

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ハラスメントセミナー
「セクシュアルハラスメント&LGBT」

【日時】2017年6月22日(木) 13:30~16:30(開場 13:00)
【会場】ドーンセンター(大阪府立男女共同参画・青少年センター)4階 大会議室3
大阪市中央区大手前1-3-49 (京阪・地下鉄「天満橋」駅から東へ350m)
【定員】40人(申し込み先着順)
企業、行政機関、教育機関、労働組合、個人の方等ハラスメント防止に関心を持っている方
 <定員になり次第締め切らせていただきます>
【参加費】3,000円(資料代含む)
 <お申し込み後に参加費の振込み方法をご連絡します>
【講師】三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
【主催・申込】アトリエエム株式会社
 〒550-0002 大阪市西区江戸堀1-4-27-401
 info◆atoriem.jp(◆を半角@にしてください)  http://atoriem.jp/
 TEL 06-4256-8836 FAX 06-4256-8837

【後援】申請中

*チラシ(お申込書付き)はこちら170622-1-HAセミナーvol.17chirashi

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「セクシュアルハラスメント」DVD新発売!【改正均等法対応】
考えよう!ハラスメントシリーズ vol.3

170501-DVD-セクハラジャケット「セクシュアルハラスメント」が流行語大賞を受賞したのは1989年、今から30年近く前のことです。
最近ではより一層深刻な状況になってきており、セクハラに関する相談や裁判も増える一方です。

国の調査では、6割の企業が職場のセクハラ防止対策に取り組んでいると回答しています。具体的には36%の企業が、相談窓口の設置と答えています。

でも現実には、職場でセクハラを受けたことのある女性は3人に1人、しかもそのうち60%が被害を受けた後、がまんをして特に何もしなかったと泣き寝入りをしています。

セクハラを防止するには、セクハラが相手の尊厳や名誉、性的自由や働く権利を侵害する重大な人権侵害であることを認識することが大切です。

アトリエエムではこれまで研修用DVD「考えよう!ハラスメント」シリーズを製作してきました。
vol.1「マタニティハラスメント」、vol.2「LGBTを知ろう」はとても好評で、全国の職場や図書館等で活用していただいています。

このたび第3作目の「セクシュアルハラスメント」が完成しました。
なぜセクハラが起こるのかを今一度一人ひとりに考えていただき、働きやすい職場環境整備のためにぜひ役立てていただきたいと思います。
「被害者にも加害者にもならないために」
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DVD「セクシュアルハラスメント」
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【改正均等法対応】
セクハラの最新の状況についてデータやイラストを豊富に盛り込んでわかりやすく解説、さらに被害や相談を受けたときの対応と事業主の措置義務も解説しています。
【CONTENTS】
① セクハラとは ②現状と事例 ③被害を受けたとき ④相談を受けたとき ⑤事業主の義務
【収録時間】 18分/日本語字幕付/2017年製作
【販売価格】 2万円(税、送料別)<公共ライブラリーでの貸出可>
【製作・著作】アトリエエム株式会社

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※DVDのチラシ(お申込書付き)はこちら170501-(S)DVDセクハラ-チラシ
※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら170501-販売物-チラシ
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*今後もアトリエエムでは、研修用DVD「考えよう!ハラスメント」(各20分)をシリーズとして製作していきます。次回はパワーハラスメントについて取りあげる予定です。

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わかりやすく実践的なセミナーに
アトリエエムのハラスメントセミナー

170227-blog2月24日(金)の「アトリエエムのハラスメントセミナー」には、全国から様々な立場の方が参加してくださいました。

企業の経営者や人事担当者、大学の教員、弁護士や社会保険労務士の方、労働組合や被害者のサポート活動をされている方など。立場は違っても「ハラスメントのない社会と職場を」というのは皆さんと私の共通の思いです。

セミナーでは、主に相談対応と行為者へのヒアリング、最新の判例の解説、ハラスメントの防止対策などについて丁寧にお伝えしました。
ロールプレイやディスカッション、ケーススタディを交えることにより、わかりやすく実践的なセミナーとなり、楽しみながらも大切な知識を身に着けていただくことができました。

11:00~16:30までの1日セミナーということもあり、休憩時間には参加者の方たちが名刺交換をして熱心に話をされている姿もあちらこちらで見られました。
アトリエエムのセミナーがネットワークを広げる場にもなったようで、嬉しく思います。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
・ロールプレイやケーススタディを通して、ハラスメント対応の基本的な注意事項を学ぶことができました。1回の研修では全ては解決しないということもわかり、継続して学んでいくことの重要性も認識できました。
・ロールプレイが実践的でよかった。資料もたくさんいただき、充実したセミナーでした。
・パワハラ等のハラスメントの相談を受ける際の留意点や行為者からのヒアリングを行う際の留意点がすっきりと整理されていて参考になりました。「加害者」という呼び方を相談段階ではしないということは、行為者もまた労働者であるということ、人格ではなく行動を振り返ってよりよい職場環境を作る観点から有意義なことがたくさん紹介されていて良かったです。
・今回のセミナーは、参考になることばかりで、少しずつ業務の中に取り入れていきたいと思います。初めての参加でしたが、楽しかったです。また参加したいと思います。
・2回目の参加です。今回は、相談者、行為者のロールプレイがあり、思った以上に難しく感じました。特に行為者へのヒアリングは経験を重ねることが大切だと思いました。
・とても面白く勉強になった。ペアを組んだ方の職場環境が自分の職場とよく似ているため、情報交換をすることもでき、ロールプレイも楽しかった。このように体系立てて、ハラスメントについて勉強する機会はあまりなく、今後も機会があれば勉強したいと思う。
・とてもわかりやすい説明と資料で参考になりました。ロールプレイをしてみて、改めて、相談員、防止委員の研修の必要性を強く感じました。

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*次回の「アトリエエムのハラスメントセミナー」は、
6月22日(木)13:30~16:30
今回と同じ会場(大阪のドーンセンター)で開催します。
参加費:3千円、定員:30人>
詳細については後日お知らせいたします。ぜひご参加ください。

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ポケット冊子「LGBTを知ろう」(1冊100円) 新発売!
待望のポケットシリーズ 第4弾です

170220-blog-LGBTハラスメントの防止に長年取り組んできた私のもとには数多くの相談が寄せられます。
そこには近年、性のありかた、いわゆるセクシュアリティに関する問題が多く見えてきました。
セクシュアリティとは、恋愛や結婚のことだけではなく、社会の中で一人ひとりの人権がどのように大切にされるかということにつながっています。
 
このポケット冊子には、LGBTの定義、性の多様性やアライについて、そして企業や教育機関の現状とこれからの取り組みなどについて、わかりやすく書いています。

多くの方に読んでいただきたい1冊です。

販売価格 1冊 100円(税、送料別)
ご注文は5冊単位でアトリエエムへ
B7判変形(125mmx78mm)/32頁/1色刷
著者/三木啓子(アトリエエム(株)代表)
製作・発行/アトリエエム株式会社

詳細はこちらをご覧ください>>>

メディアでも紹介されています。
こちらをご覧ください>>>

★またDVD「LGBTを知ろう」(20分、2万円)もとても好評です。
企業、教育機関、行政機関、図書館などでご購入いただいています。
併せてご活用ください。

詳細はこちら>>>

★さらに「LGBT基礎セミナー」のご依頼も増えています。(1時間、5万円、100人以内
「LGBT基礎セミナー」の詳細はこちら>>>

2月21日(火)には広島県の福山市でセミナーを開催します。

福山市のセミナーの詳細はこちら>>>

皆さんの職場や地域でもセミナーの開催をご検討ください。

★私たちが多様な性のあり方を正しく理解し、認め合っていく社会にすることが大切だと思います。

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ドナルド・トランプ氏が大統領に就任

170121blogアメリカの第45代大統領にドナルド・トランプ氏が就任しました。
就任目前には不支持率(52%)が支持率(40%)を上回り、近年の大統領では最低の支持率だとも報じられました。

当選前から、数多くの女性差別、人種差別、セクハラ、LGBTの人たちへの人権を無視する発言が物議をかもしてきました。
移民の国であるアメリカが、移民を排除しようとする政策は賛成できるものではなく、障がいのある人を揶揄するような言動も許されるのものではありません。

アメリカ大統領として、マイノリティの人権を侵害するような排他的な言動や政策はあってはならないことです。

今後の政策に注目していきたいと思います。

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「井上陽一の世界 ~最後の活動弁士~」神戸で上映
活弁ライブもお楽しみください!

170106blog「活弁ライブ」をご覧になったことがありますか。

無声映画(サイレント)では、スクリーンに映し出されるセリフはごくわずかです。弁士は、映像とセリフを基に、背景や情景描写、会話を組み込んだ独自の台本を作成して、本番では音楽に合わせて語ります。

井上陽一さんは「活動弁士」として、40年にわたって550回以上の「口演」を重ねてこられました。
時には勇ましく、時には優しく語る七五調のその口調は圧巻で、まさに映画に命が吹き込まれるようです。
各地の映画祭に招待され、井上さんを追いかけるファンも多いとか。私もそのファンの一人です。

井上さんを描いたドキュメンタリー映画「井上陽一の世界」が神戸の元町映画館で1月7日(土)~13日(金)に上映されます。
映画プロデューサーの鵜久森典妙さんは「弁士は映画草創期に重要な役割を担った。本物を知る人は、井上さんで最後。浄瑠璃などに通じる話芸を後世に残したかった」と話します。

初日の7日(土)は、映画の上映後、井上陽一さんによる活弁ライブ「血煙荒神山」が上演されます。
この機会に「活弁」の世界をぜひのぞいてみてください!

読売新聞(1月3日、兵庫版)、朝日新聞(1月5日、兵庫版)にも井上陽一さんが大きく紹介されました。

★詳細は「もういいかい」映画製作委員会のブログをご覧ください。

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◆元町映画館のチラシ表面170107motomachi-chirashi-omote
◆チラシ裏面170107motomachi-chirashi-ura
◆映画の予告編はこちら>>>
◆読売新聞(1月3日、兵庫版)170103-yomiuri-shinbun

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【日時】
●1月7日(土)10:30~
「井上陽一の世界」+活弁ライブ「血煙り荒神山」1,500円均一 

1月8日(日)~13日(金)11:00~
「井上陽一の世界」1,000円均一


【会場】
元町映画館
兵庫県神戸市中央区元町通4丁目1-12
TEL:078-366-2636


【アクセス】
■JR・阪神電車「元町」駅西口より、南西へ徒歩6分
■神戸高速鉄道「花隈」駅東口より南東へ徒歩6分
■神戸市営地下鉄海岸線「みなと元町」駅2出口より北へ1分

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今、職場には新しい風が求められています

170101-2blog皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりまして、本当にありがとうございました。

アトリエエムは、今年もパワハラ・セクハラのない社会をめざします。
長時間労働やいじめのない職場をめざして、セミナーの充実をさらにはかりたいと思います。
また新たに「LGBTを知ろう」のDVDとポケット冊子も作成しました。

今年はハラスメント関連の大事な情報をより一層タイムリーに、皆さんにお伝えしていきたいと思います。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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昨年も多くの良い映画や作品と出会うことができました。
特に印象に残ったのは下記です。

●「サウルの息子」監督:ネメシュ・ラースロー/ハンガリー/2015年
●「裸足の季節」監督:デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン/トルコ/2015年
●「殸の形」監督:山田尚子/日本/2016年
●「ある戦争」監督:トビアス・リンホルム/デンマーク/2015年
●「ハンズ・オブ・ラヴ 手のひらの勇気」監督:ピーター・ソレット/アメリカ/2015年
●「水俣 -患者さんとその世界-」監督:土本典昭/日本/1971年
●「写真展 木村伊藤兵衛 パリ残像」美術館「えき」KYOTO/2016年
●「写真展 ジュリア・マーガレット・キャメロン展」三菱一号館美術館/2016年
●「写真展 井上廣子展-MIZU-」Yoshiaki Inoue Gallery/2016年

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「LGBTを知ろう」「マタニティハラスメント」2本のDVDが好評です
社内LAN(イントラネット)用も発売!

161211blogアトリエエムの「考えよう!ハラスメント」シリーズ。
vol.1「マタニティハラスメント」、vol.2「LGBTを知ろう」、どちらもとても好評です。

全国の企業や市役所、大学、図書館、男女共同参画センターなどから続々とご注文をいただいています。「各支店で研修に使いたい」と1社で5本購入してくださった企業もあります。

社内LANで「eラーニング」として活用したい、というご要望も多くいただき、このたびイントラネット用も新たに発売しました。(詳細はお問合せください)

男女雇用機会均等法と育児・介護休業法が改正されて、2017年1月から施行されます。マタハラとLGBTの人たちへのハラスメントを防ぐことは、セクハラと同じように「事業主の義務」となりました。

ハラスメントを防ぐには、まずはみんなが正しい知識を持つことが大切です。
ぜひご活用ください。

<「LGBTを知ろう」をご覧いただいた方のご感想です>
20分間という時間の中で、LGBTの定義説明を聞いて性の多様性が学べること、また、企業・行政・世界で最新の動きが学べること、企業としてどのような取り組みが望まれるかまで具体的に知ることができ、とても役立つ教材だと思います。1本2万円と価格もとてもリーズナブルで嬉しいですね。(D株式会社 人権啓発室 ご担当者様より)

※予告編「マタニティハラスメント」はこちら(you tube)>>>
※予告編「LGBTを知ろう」はこちら(you tube)>>>

※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら>>
※詳細はこちら>>>

~~~~~
vol.1「マタニティハラスメント」
vol.2「LGBTを知ろう」
いずれも
【販売価格】 2万円(税、送料別)
【収録時間】 20分 【日本語字幕付】
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>

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「アトリエエムのハラスメントセミナー」
楽しみながら学んだ2時間に

160922blog9月22日の「アトリエエムのハラスメントセミナー」には、祝日にも関わらず北海道や名古屋、広島など全国各地から色々な立場の方が参加してくださいました。

企業や行政機関の人事担当者、大学教員、労働組合や男女共同参画センター、弁護士事務所、NPOの方など。立場はそれぞれ違っても「ハラスメントのない社会を」というのは皆さんと私の共通の思いです。

セミナーでは、定義や事例に加えて最新の判例の解説、また、昨年12月から実施されているストレスチェック制度やハラスメントの防止対策などについて丁寧にお伝えしました。

講義に加えてロールプレイやディスカッションをすることによって、楽しみながらも大切な知識を身に着けていただくことができました。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
~~~~
・実例を交えてのセミナーでとてもわかりやすかった。
・2時間という時間的制約がある中でコンパクトにまとめられたセミナーでした。今までにない視点も多く、ためになりました。
・ロールプレイが思った以上に楽しく、緊張がほぐれました。色々な考え方を知ることができて良かった。
・2回目の参加ですが前回よりも心に残りました。何度も参加して勉強することは大切だと思います。
・ハラスメントというと行為者とその行為を受けている人との問題であり、その関係性をいかに改善するか、ということに目を向けがちでしたが、セミナーを受講し、会社の体制自体に焦点を当てる必要があること、組織の問題として取り組む必要性を理解できました。

~~~~

アトリエエムには「相談対応などについてより詳しく、深く学びたい」という声も多く寄せられています。
そこで、次回のハラスメントセミナーは、2月24日(金)に大阪で1日セミナー「ケーススタディを通して考える ハラスメントへの対応と防止対策」を開催することになりました。
ぜひご参加ください。

セミナーのチラシはこちら>>>
詳細はこちらをご覧ください>>>

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映画製作委員会-時代を見つめて30年
10月1日(土)&2日(日)神戸で上映会

160919blogアトリエエムが研修用DVDの製作をお願いしている「映画製作委員会」が30周年を迎えました。

神戸を拠点にドキュメンタリー映画を創り続けてきた自主製作グループです。

原子力発電所から出る核廃棄物に焦点を当てた1作目の「24000年の方舟」(1986年)から百年にわたるハンセン病問題の歴史を描いた「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」(2012年)まで、時代を見つめる鋭い視点でこの30年間に創られた作品は、観る者に感動を与えると共に常に問題点も投げかけてきました。

これらの作品を一挙に上映する記念上映会が10月1日(土)と2日(日)に兵庫県立美術館ミュージアムホールで開催されます。

最新作「最後の活動弁士 井上陽一の世界」のお披露目上映や井上陽一の活弁ライブ「水戸黄門 来國次の巻」もあって、楽しい2日間になりそうです。

今年は、日本で初めて神戸で映画が上映されてから120年の節目の年。この機会に素晴らしい映画をゆっくりとお楽しみください。ぜひ足をお運びください。

30周年記念上映会のチラシ
表面はこちら>>>161001-30shuunen-chirashis
裏面はこちら>>>161001-30shuunen-chirashi-ura
上映会が紹介された毎日新聞(2016年9月15日)はこちら>>>160915-mainichi-shinbuns
詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>
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■上映スケジュール
2016年10月1日(土)
10:30~ 「24000年の方舟」
11:05~ 「奇妙な出来事アトピー」
13:00~ 「紙芝居がはじまるよ!」
13:45~ 「風ものがたり」
15:00~ 「フランドン農学校の尾崎さん」

10月2日(日)
10:30~ 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」
14:00  <スペシャル上映会・木戸銭 500円>
     「最後の活動弁士 井上陽一の世界」
     弁士・井上陽一の活動写真ライブ「水戸黄門 来國次の巻」
■参加費
500円 (1日券・中学生以上)
*スペシャル上映は別途料金が必要

■会場
兵庫県立美術館 ミュージアムホール
神戸市中央区脇浜通1-1-1(阪神岩屋駅から南へ徒歩約8分)

■主催
兵庫県立美術館アートフージョン実行委員会
映画製作委員会

■お問合せ
映画製作委員会
TEL 078-333-8690

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「LGBTを知ろう」
研修用DVD新発売!

160828blog「LGBTに関する職場の意識調査」の結果が8月25日に連合から発表されました。

職場でLGBT関連のハラスメントを受けたり、見聞きしたりした人は約23%、LGBTの人が身近にいる人では、6割にのぼることがわかりました。

ハラスメントの原因としては、6割の人が差別・偏見、4割の人が性別規範意識をあげています。続いて職場の無理解な雰囲気、上司のハラスメントに対する意識の低さ、となっています。

現在、LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。 誰にとっても、どこの職場にとってもとても身近な問題なのです。

まず私たちが多様な性のあり方を正しく理解し、認め合っていく社会にすることが大切だと思います。

アトリエエムではこのたび、研修用DVD「LGBTを知ろう」(20分)を製作しました。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

企業や教育機関、労働組合などの研修や学習会でぜひご活用ください。
図書館や男女共同参画センターなどで貸し出しもできます。

※予告編はこちら(you tube)>>>
※DVDのチラシ(お申込書付き)はこちら>>>
※アトリエエムの販売物の総合チラシ(お申込書付)はこちら>>
※詳細はこちら>>>
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DVD「LGBTを知ろう」
【販売価格】 2万円(税、送料別)
【収録時間】 20分 【日本語字幕付】
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>


【CONTENTS】
①LGBTについて
②現在の状況  <行政、企業、教育現場> 
③国際社会では
④具体的な取り組みを <企業、教育現場で> 
⑤ハラスメントのない社会に向けて

*今後もアトリエエムでは、研修用DVD「考えよう!ハラスメント」(各20分)をシリーズとして製作していきます。次回はセクシュアルハラスメントについて取りあげる予定です。

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ハラスメントとLGBT

160814blog7月に、東京で開催された「Work With Pride」の説明会と大阪弁護士会主催の「LGBTs法律問題Q&A」出版記念シンポジウムに参加しました。
どちらも多くの企業や団体の人たちが熱心に講演に聞き入っていて、LGBTをめぐる社会の動きが今、大きく変わりつつあるのを感じます。

LGBTとはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの頭文字です。
LGBTを含むセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)の人たちは、3%~10%存在するといわれています。
同性のカップルに対して「パートナーシップ証明書」発行したり「LGBT支援宣言」を行う自治体もでてきました。
同性カップルやトランスジェンダーに対して配慮をするように就業規則や福利厚生を改正する企業も増えています。

しかし一方では、東京の国立大学の学生がゲイであることをアウティング(本人の了解を得ずに、公にしていない性的指向や性自認等の秘密を暴露する行動)され、大学のハラスメント相談室に相談をしたものの適切な対応がなされなかったために、転落死するというとても痛ましい事件が起こりました。

アトリエエムでは現在、DVD「LGBTを知ろう」を9月の完成をめざして製作中です。

LGBTの人たちを取り巻く現状を理解し、職場や教育現場でどのように具体的に取り組んでいけばよいのかを、イラストやデータ、事例などを豊富に盛り込んでわかりやすく解説しています。

詳細については後日改めてご案内させていただきますが、学校や職場でこのDVDを多くの人に観ていただいて、多様な性のあり方を理解し、誰もが自分らしく生きられる社会になるようにと願っています。

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ご好評につき《一般向け 2時間セミナー》を9月に開催します!
「ハラスメントとメンタルヘルス その対応と最新情報」 

160607blog職場でのパワハラや長時間労働などが原因で食欲不振や睡眠障害、抑うつ状態などのメンタルヘルス不調になる人が増えています。休職や退職を余儀なくされている人も大勢います。

アトリエエムでは、4月に続いて一般の方向けのセミナーを企画しましたハラスメントとメンタルヘルスの関係や基礎知識、自分や周囲の人が被害を受けた時の対応やサポートなどについて具体的にお伝えします。最新の事例や判例を通して防止対策についても解説します。

ハラスメントにご関心をお持ちの方はぜひご参加ください。

*資料等の準備の都合上、必ず事前にTEL、FAX、メールなどでお申込みください。

~~~~~
《一般向 2時間セミナー》
ハラスメントセミナー
~ハラスメントとメンタルヘルス その対応と最新情報~

日時:2016年9月22日(木・祝)14:00~16:00(開場13:30)
会場:大阪産業創造館 5階 研修室D
大阪市中央区本町1-4-5 (地下鉄「堺筋本町駅」から徒歩約5分)

定員:30人(申し込み先着順)(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費:2千円(資料代含む)
講師:三木啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)

チラシ(お申込書付き)はこちら>>>
詳細はこちら>>>

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鵜久森典妙 写真展「影夢写」
「いちばぎゃらりぃ侑香」で開催中

160502blog何気ない日常を独特の視点で撮り続けている鵜久森典妙さんの写真展が今年も始まりました。
12回目となる今回のタイトルは「影夢写」(かげむしゃ)。

影は陰にあっても翳にあらず!
どの作品もしっかりと主張している40点です。

ぎゃらりぃのオーナーで、詩人の玉川侑香さんの詩とのコラボレーションもまた素敵です。

侑香さんは、【「いちばぎゃらりぃ侑香」を開いた時、峠の茶屋のような存在になりたいと思いました。旅の途中で人と人が出会い、お茶をのんで話しに興じて、またそれぞれの道を歩んでいく。そんな居場所になればと思いました。】とHPに綴っていますが、まさに色んな人や作品と出会えるぎゃらりぃです。

ぜひのぞいてみてください!

写真展の様子を報じた神戸新聞はこちら160428kobe-shinbun

*5月5日には、日本一の弁士・井上陽一さんによる「活弁ライブ」が開催されます。
1931年の無声映画「杉野兵曹長の妻」を井上さんの名調子でぜひお楽しみください!(要予約)
チラシはこちら>>>

*****
鵜久森 典妙 写真展 第12回 「影夢写」
とき: 4月28日(木)~5月8日(日) 11時~18時
ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
  神戸市兵庫区神田町38-22
 ● アクセス: JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
  JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
  「平野市場前」バス停下車 (バス道東へ100m

***
活弁ライブ「杉野兵曹長の妻」 1931年赤沢映画(40分)
とき: 5月5日(祝・木)①11:00~  ②14:00~
木戸銭: 1,000円(要予約 15席)
ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
 神戸市兵庫区神田町38-22

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「アトリエエムのハラスメントセミナー」
中身の濃い充実した2時間に

160425blog4月23日土曜日の午後に大阪で実施した2時間の「ハラスメントセミナー」には、本当に様ざまな立場の方が参加してくださいました。

企業の人事担当者、行政機関の相談員、社会保険労務士、労働組合、大学の教員、いのちの電話の相談員、被害者のサポート活動をしている方、そしてご自身やご家族が被害を受けている方など。

立場は違っても「ハラスメントのない職場環境を」というのは皆さんに共通の思いです。

定義や事例に加えて最新の判例の解説、また、被害を受けて自律神経の乱れから生じるメンタルヘルス不調についても、自分自身の状況も考えていただきながら、丁寧にお伝えしました。

うなずきながら熱心にメモを取っておられる方が多く、今回のようなセミナーの必要性を改めて強く感じました。

<参加者のアンケートの一部をご紹介します>
~~~~
●ハラスメントに関する知識が深まった。具体的な言葉、行動を例にあげながらの解説だったのでわかりやすかった。職場の人にもできるだけ伝えたいと思います。
●最新の裁判例の解説を聞けて良かった。
●とてもわかりやすかったです。セカンドハラスメントを受けた経験と、自分がした経験を思い出しました。意識をしていないと自分も加害者になり得ると感じました。
●2時間という短時間にも関わらず非常に中身の濃い内容でした。資料も豊富で参考にさせてもらいます。
~~~~
今後も色々なプログラムのセミナーを実施して、ハラスメントのない職場づくりに取り組んでいきたいと思います。

次回は、9月頃に実施予定です。詳細が決まりましたらHPやブログでお知らせします。ぜひご参加ください。

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九州の大地震

160416blog大きな地震が九州地方で今も続いています。
あまりの被害の大きさに胸が痛みます。

ハラスメントセミナー(研修)では、熊本県をはじめ九州各地の企業や自治体、大学などに何回もお伺いしました。
セミナーの担当者の方たち、熱心に参加してくださった方たち、そして緑豊かな自然、美しい街並みなどが次々と思い起こされます。

支援の手ができるだけ早く、広く届きますように、そして二次災害などが起こらないようにと心から念じています。

私も今自分にできることをしていきたいと思います。

さらなる心配は川内原子力発電所です。
このような状況であるにも関わらず、稼働を続けている電力会社と政府に怒りを覚えます。
人々の安全を第一に考えて、一刻も早く適切な判断をしてほしいと思います。

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「マタニティハラスメント」DVD新発売!
研修にぜひご活用ください

160405blog女性活躍推進法が4月1日から施行されました。しかし現実には1人目の妊娠をきっかけに6割の女性が仕事を辞めています。しかも働き続けている女性の4人に1人が流産を経験しています。その大きな要因にマタニティハラスメント(マタハラ)があります。

このような現状を受けて、今国会でマタハラの防止はセクハラと同じように事業主の「措置義務」とするなどの法律改正が成立しました。

これからはマタハラを防止して、職場で女性がもっと能力を発揮して活躍できるように制度を整えていくことが求められます。

アトリエエムでは、マタハラ防止の研修に活用していただきたいとDVD「マタニティハラスメント 女性が安心して働ける職場環境に」を製作しました

マタハラの言動と対応、さらには具体的な防止対策についてイラストやデータも用いてわかりやすく解説しています。

できるだけ多くの方に活用していただきたいとの思いから、日本語字幕付き、20分間で2万円と非常にリーズナブルな価格に設定しています。

企業で、大学で、労働組合等で、研修に最適なDVDです。ぜひご活用ください。

*アトリエエムでは今後も研修用DVD「考えよう!ハラスメント」(各20分)をシリーズとして製作していきます。次回はメンタルヘルスについて取りあげる予定です。

~~~~
新発売!研修用DVD  【日本語字幕付】
シリーズ  <考えよう!ハラスメント vol.1>
「マタニティハラスメント 女性が安心して働ける職場環境に」

【販売価格】 2万円(税、送料別)*公共ライブラリーでの貸出可
【収録時間】 20分 
【解説】 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
【イラスト】 はな
【製作・著作】アトリエエム株式会社 <2016年製作>
【CONTENTS】
① マタハラとは ②妊娠で降格は違法 ③妊娠の報告を受けた時 ④少ない女性の管理職 ⑤パタニティハラスメント ⑥具体的な防止対策を

DVDのチラシ(お申込書付き)はこちら>>>
詳細はこちら>>>   

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一般向 2時間セミナー 申込受付中です!
マタハラ、セクハラ、パワハラ その現状と最新情報

160328blog労働局に寄せられるパワハラの相談は、年々増加して2014年度は6万件と過去最多となりました。セクハラやマタハラで休職や退職に追い込まれる人も大勢います。

アトリエエムでは、ハラスメントセミナーを定期的に開催してきました。人事や相談担当の方を対象にした1日セミナーが多いのですが、以前から「個人でも参加しやすいセミナーを」との声を多くの方から寄せていただいていました。

このたび大阪で「一般向 2時間セミナー」(参加費2千円)を企画しました。
どのような言動がハラスメントになるのか、自分や周囲の人が被害を受けた時の対応、防止対策、さらには最新のマタハラ、セクハラ、パワハラなどの事例や判例などについて、豊富な資料と共にお伝えします。

ハラスメントに関心をお持ちの方はどなたでもご参加ください。

*資料等の準備の都合上、必ず事前にTEL、FAX、メールなどでお申込みください。

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<一般向 2時間セミナー>
ハラスメントセミナー
~マタハラ、セクハラ、パワハラ その現状と最新情報~

日時:2016年4月23日(土)14:00~16:00(開場13:30)
会場:大阪市立 総合生涯学習センター 第5研修室(大阪駅前第2ビル 大阪市北区梅田1-2-2-500)
定員:30人(申し込み先着順)(定員になり次第締め切らせていただきます)
参加費:2千円(資料代含む)
講師:三木啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)

チラシ(お申込書付き)はこちら>>>
詳細はこちら>>>

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マタハラ防止に向けて
研修用DVD 間もなく完成です!

160229blog働く女性の4人に1人が流産を経験している、という非常にショッキングな状況が明らかになりました。労働組合が2011年以降に妊娠・出産をした女性労働者を対象にしたアンケート調査の結果です。

アンケートには「流産の後に上司から、なかった子どもだと思えば、気を落とさなくてもすむ、と言われた」「妊娠を報告したとたんに通勤に2時間以上もかかる支店に異動させられた。仕事を辞めるか、子どもをあきらめろ、と言われている気がします」などの悲痛な声が報告されました。

このようなマタハラ(マタニティ・ハラスメント)を受けている女性は5人に1人、派遣社員では2人に1人にのぼることが、昨年12月の厚生労働省の調査からも明らかになりました。

これらの現状を受けて、2017年1月からはマタハラの防止が事業主の義務となるように法律も改正される予定です。

では、企業はどのように具体的な取り組みを進めていけばよいのでしょうか。ということとどのような言動がマタハラになるのかということを含めて考えていただきたいと、現在研修用のDVDを製作しています。4月完成の予定ですので改めてまたご案内しますが、ぜひご活用いただければと思います。

また、1月に発行したブックレット「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」では、マタハラ、パタハラの最新事例、防止策についても具体的にお伝えしています。こちらもぜひご参考にしてください。

2月24日の神戸新聞でも紹介されましたので、ご覧ください。

ブックレットの詳細と神戸新聞はこちら>>>

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神戸新聞(2016年2月24日)
防げ 職場でのハラスメント
現状と解決策解説 ブックレット発売

職場でのハラスメント予防に力を入れる産業カウンセラー三木啓子さん=大阪市=がブックレット「 セクハラ ・パワハラ その現状と防止対策」=写真=をまとめた。

三木さんは、兵庫、大阪などの企業や労働組合、官公庁でハラスメント防止や人権研修に取り組んでおり、これまでにも啓発用ブックレットやDVDを製作している。

今回のブックレットは、セクハラやパワハラにとどまらず、男性の育児休暇取得を妨げる 「パタニティー ハラスメント( パタハラ)」や、妊娠 ・出産を理由に不当な扱いを受ける「マタニティーハラスメント (マタハラ)」の最新事例を盛り込み、予防解決策を助言。昨年12月に義務化されたストレスチェック制度の解説もある。

64ページ、600円。アトリ エエム TEL06・4256・8836(中部 剛)

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「三木啓子のハラスメントセミナー」
新プログラムで実り多いセミナーに

160221blog年に3回、定期的に開催している「三木啓子のハラスメントセミナー」は、相談対応、行為者ヒアリング、防止対策を大事にしながら、最新の事例、判例やハラスメントをめぐる社会の状況についてお伝えしています。

2月19日(金)に大阪で開催したセミナーでは、マタハラについての判例解説や厚労省の調査、通達、社会における女性の状況、さらにはマタハラ・パタハラ防止対策についても丁寧にお伝えしました。

またストレスチェック制度については、相談員や人事担当者の方にぜひ知っておいていただきたいメンタルヘルスの知識に加えて、ストレスチェック表に実際に記入をしながら、課題と問題点について参加者の方たちにも考えていただきました。

講義に加えてロールプレイやディスカッションをすることによって、楽しみながら大切な知識を身に着けていただくことができました。

<参加者の方から寄せられた感想を一部ご紹介します>
●本で勉強するだけでは得られない、奥深いところまで学ぶことができました。また自分の職場の問題点も見えてきました。
●ロールプレイも含まれていて、非常にわかりやすかったです。傾聴は受容、共感はするが同調はしない、という事が印象的でした。でも、難しいですね。
●一日のセミナーでしたが、参加者が疲れないように時間配分に工夫がされていて、最後まで集中して参加することができました。情報量が非常に潤沢でとても満足です。
わかりやすい資料と丁寧な説明でとてもよかったです。もっとセミナーの回数を増やしてほしいです。

*次回の「三木啓子のハラスメントセミナー」は、大阪で4月23日(土)の午後に開催予定です。
詳細については後日お知らせいたします。ぜひご参加ください

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ハンセン病問題講演会
「正しく知って、正しく行動する」

160217blog大阪の阿倍野区民センターで毎年開催されている「ハンセン病問題講演会」、今年のテーマは「隔離政策のもとで奪われた教育権と教育界が果たした役割」でした。
広島県の盈進(えいしん)学園のヒューマンライツ部の顧問でもある延和聰教頭先生をコーディネーターにシンポジウムは進められました。

誤った国の政策で生まれた偏見や差別によって、学ぶ権利が奪われてきたと語る回復者の方たちの証言は非常に重いものでした。また大阪の2人の教員の方たちからは、現在の学校現場でのハンセン病問題への取り組みなどが報告されました。

今回の講演会を通して繰り返し語られていたのが、現在も岡山県の療養所の長島愛生園で暮らしておられる金泰九(キム テグ)さんの「正しく知って、正しく行動する」という言葉でした。

2月15日には、回復者の家族の方たち59人が、国の隔離政策で家族の離散や苦しい生活を余儀なくされたなどとして、国に謝罪と損害賠償を求めて集団訴訟を熊本地裁に起こしました。

私たちが無関心でいること、真実を知ろうとしないことが偏見につながり、差別を生み出しているのではないでしょうか。「無知」は「罪悪」でもあると思うのです。

まずは、正しく知ることが必要です。
ハンセン病問題についてのアトリエエムのブックレットとDVDをぜひご覧ください。

■ブックレット「ハンセン病問題と私たち」もういいかい~ハンセン病と三つの法律
「もういいかい」映画製作委員会 編
A5判/84頁/700円/2014年9月/アトリエエム(株)発行
大阪・茶屋町の「MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 」 神戸の「ジュンク堂書店 三宮店」でも販売しています。

■DVD「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」
製作「もういいかい」映画製作委員会
4万円(サブテキスト付)/2014年

*ブックレットとDVDのチラシ(お申込書付き)はこちら>>>

*詳細はこちら>>>

*「映画製作委員会」のブログはこちら>>>

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ハラスメント防止に一緒に取り組みましょう!
スタッフを募集しています

160130blogアトリエエムは、セクハラ、パワハラ、マタハラなどのハラスメント防止のための啓発事業を行っています。
このたび、下記の通りスタッフ(正社員)を若干名募集することになりました。
ハラスメントに関心を持っている方のご応募をお待ちしています!

<正社員>
1、職種:事務全般
2、就業時間等: 月~金 9:00~17:00 (内60分間休憩)
3、休日:土、日、祝日、夏季、年末年始休暇
4、給与、交通費等:当社規定に準ずる
5、必要な経験等: パソコン操作(ワード、エクセル必須)
6、加入保険: 法定通り

募集条件の詳細は、ハローワークインターネットサービスで求人番号 「27030-03715561」 をご覧ください。

【応募方法】
 電話連絡の後、履歴書と職務経歴書をお送りください。

【お問合せ】
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1-4-27-401
アトリエエム株式会社 
代表 三木啓子
TEL:06-4256-8836 
http://atoriem.jp

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今年1月に発行したブックレットがメディアでも紹介
わかりやすくてコンパクトと好評です

160124blogブックレット「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」の完成から1週間、「とてもわかりやすい」「事例が最新!」「多くの人に読んでほしい」と嬉しい声が続々と寄せられています。

1月23日(土)の読売新聞でも写真と共に下記のように紹介されました。

アトリエエムのHPにpdfもアップしているのでご覧ください。
ブックレットの詳細と読売新聞の記事はこちら>>>

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セクハラ・パワハラ 対処法分かりやすく
ブックレット刊行

セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントへの対処法などをまとめたブックレット「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」が刊行された=写真=。

筆者は職場のハラスメント防止などに取り組むコンサルタント会社「アトリエエム」(大阪市)の代表、三木啓子さん。セクハラやパワハラの実態や国の指針などを、最新の裁判事例なども交えて分かりやすく解説。被害を受けたり相談を受けたりした際にどう対処するかのアドバイスも盛り込まれている。

ハラスメントに関する調査データや防止対策なども紹介され、企業などの人事担当者だけでなく、様々な立場の人が読んで役立つ情報がコンパクトにまとまっている。税抜き600円。問い合わせは同社(06・4256・8836)。

カテゴリー: アトリエエム | 今年1月に発行したブックレットがメディアでも紹介
わかりやすくてコンパクトと好評です は
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待望のブックレットvol.3
「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」新発売!

セクハラ・パワハラ表紙関係_01051330 お待たせしました!
ブックレット「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」が完成いたしました。
ハラスメントの本質を学び、理解を深めるためにぜひお読みください!

セクハラの定義、マタハラ・パタハラの最新の判例、パワハラと指導、より良いコミュニケーションなどについてわかりやすく解説。
女性活躍推進法、ストレスチェック制度の課題にも触れ、防止対策を提案しています。
今日のハラスメント問題を知るためのブックレットです。

ジュンク堂書店の梅田店と三宮店でも販売しています。

【販売価格】600円(税、送料別)
【著者】三木 啓子(アトリエエム株式会社代表)
【製作・著作】アトリエエム株式会社
<2016年1月発行/A5版/64頁>

【CONTENTS】
第1章 セクシュアル・ハラスメント
セクハラとは、事例にもとづいて考える、マタニティ・ハラスメント、セクハラにおける初期対応、セクハラ防止五カ条

第2章 パワー・ハラスメント
パワハラとは、予防・解決に向けた提言、事例にもとづいて考える、指導と叱責、楽手性無力感、ハラスメント防止五カ条

第3章 ハラスメントの現状と防止対策
深刻な被害、ストレスチェック制度の導入、多様化する裁判、防止対策

詳細はこちら>>>

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三木啓子のハラスメントセミナー 申込受付中!
「マタハラ、メンタルヘルス 対応と対策」

160103blog皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりまして、本当にありがとうございました。

昨年のアトリエエム10周年に際しては、多くの方から激励のメッセージをいただきました。改めてお礼を申しあげますとともに、今年はより一層ハラスメント防止に向けて取り組みたいと思います。どうぞよろしくお願い申しあげます。

昨年、マタハラに関して重要な判決が出されました。広島の病院で勤務をしていた女性が、妊娠を理由に降格させられたのは違法であるとの訴えに、広島高裁は、女性の主張を認めて病院側に慰謝料など約175万円の支払いを命じました。(2015年11月17日)

パタハラ(育児参加をする男性への嫌がらせ)についても画期的な判決が確定しました。京都の医療法人で勤務をしていた男性が、3カ月の育児休業を取得したために、昇給・昇格の機会が与えられなかったのは違法だと訴えていた裁判で、裁判所は病院側に約24万円の支払いを命じ、育児・介護休業法違反との判断を示しました。(2014年7月18日の大阪高裁の判決が確定)

ハラスメントや長時間労働によるメンタルヘルス不調の人も増加の一途をたどっています。そのため、2015年12月からは「ストレスチェック」が50人以上の事業所に義務付けられました。

企業には、今後ますますハラスメント防止の具体的な取り組みが求められます。

2月19日(金)の「三木啓子のハラスメントセミナー」では、マタハラ、パワハラの対応、最新の判例、ストレスチェック制度、防止対策などについて具体的にお伝えします。
セクハラ、パワハラなどに関心をお持ちの方はどなたでも参加できます。
お早目にお申込みください。

三木啓子のハラスメントセミナー
「マタハラ、メンタルヘルス 対応と対策」
●日時:2015年2月19日(金)11:00~17:00
●会場:大阪産業創造館
●参加費:12,000円

詳細はこちら>>>

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昨年も多くの良い映画や演劇、美術作品と出会うことができました。良い作品は長い年月を経てもなお多くの示唆と感動を与えてくれるのだと改めて感じました。
特に印象に残ったのは下記です。

●「パレードへようこそ」監督:マシュー・ワーカス/イギリス/2014年
●「サンドラの週末」監督:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ/ベルギー・フランス・イタリア/2014年
●「きみはいい子」監督:呉美保(お みぽ)/日本/2015年
●「エール!」監督:エリック・ラルティゴ/フランス/2014年
●「オレアナ」演出:栗山民也/出演:田中哲司・志田未来/日本/2015年
●「ニキ・ド・サンファル展」国立新美術館/2015年
●「大塚国際美術館」徳島県鳴門市/1998年開設

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マタハラ 派遣社員の半数が経験
厚生労働省が初めて実態調査

151114blog「マタハラ、派遣社員の半数が経験」という衝撃的なニュースが飛び込んできたのは、11月12日(木)のお昼過ぎでした。その日の午前に行われた労働政策審議会で、厚生労働省が発表した調査結果で明らかになったのです。

マタハラを受けた経験があるのは、正社員は21.8%、派遣社員では48.7%にのぼります。内容は、解雇が20.5%、雇止めが21.3%。妊娠をした女性に、迷惑だ、辞めたら、などと人権を侵害する発言は47.3%に達しました。

このデータの詳細が知りたくて、すぐに厚生労働省のホームページから資料をダウンロードしました。すると、とても興味深いことがわかりました。

ひとつ目は、就業規則等に「育児休業制度」について規定をしている事業所の方が、マタハラの被害者が少ないということ。

ふたつ目は、マタハラ防止策に取り組んでいる事業所の方が、マタハラの被害者が少ないということ。
防止策の具体的な内容は、①管理職に対する研修 ②職場全体に対する研修 ③つわり等によって就労できない妊婦がいる職場への応援 ④相談窓口の設置 ⑤相談窓口担当者への研修 などです。

ここが非常に重要な点だと思います。事業所として上記のようなマタハラ防止策に具体的に取り組んでいくことが、女性の活躍と組織の活性化につながっていくといえるでしょう。

折しも来週、広島県のある企業で「マタハラと女性活躍」について研修をする予定になっています。
マタハラの防止について、まずはお気軽にアトリエエムにお問い合わせください。それぞれの職場のご要望や実態に応じたプログラムをご提案していきます。

マタハラセミナーのお問合せはこちら>>>

厚生労働省の調査結果はこちら>>>
ホーム> 政策について> 審議会・研究会等> 労働政策審議会(雇用均等分科会)> 第164回の資料等> 資料5

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「ハラスメント防止に奔走」
アトリエエム10年の取り組みが各紙で紹介

151017blog(150926shimotuke)「ハラスメント防止の取り組みを聞かせてほしい」と新聞記者の方から連絡があり、大阪の北浜にある共同通信社を訪れたのは、9月下旬のことでした。
アトリエエムの10年間の取り組みやハラスメントの相談を受けてきた経験などについて、労働者を取り巻く社会状況の変化にもふれながら、色々とお話しをさせていただきました。
ご自身も小学生を育てながらお仕事をされているワーキングマザーのS記者は、とても共感を持って熱心に聴いてくださり、すぐに全国に写真を添えて記事を配信してくれました。

栃木県の下野新聞や大阪日日新聞などにはすでに掲載されました。今後各地の新聞で紹介されると思います。皆さんの地域で記事をご覧になったらご一報くださると嬉しいです。

最近のセミナー(研修)では、セクハラ、パワハラ、アカハラに加えて「マタハラ」「パタハラ」などのご要望も増えてきました。
「女性活躍の推進」についてもお問い合わせをたくさんいただいています。
各職場のニーズに応じた様々な研修プログラムを準備していますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

掲載記事はこちら>>>
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ハラスメント防止教えます
「アトリエエム」三木さん
<2015年9月26日(土)下野新聞>
どうすれば職場などでのハラスメントをなくすことができるか。企業の研修などで対策を教える「アトリエエム」(大阪市)の三木啓子さんは「大事なのは、『いいコミュニケーションとは何か』を考え、未然に防ぐことです」と指摘する。

大学を卒業し、1982年に就職した貿易会社で第1号の産休取得者となった。「マタニティーハラスメントなんて言葉もない時代、『なんで辞めないの?』という反応が普通でした」。何度か転職しながら働き続け、2児を育てた。

そんな経験から、2005年に会社を立ち上げ、各地を飛び回る。会社も10周年。育児に積極的な男性に対する嫌がらせ「パタニティーハラスメント(パタハラ)という言葉が登場するなど、社会環境の変化を実感している。「まだまだばらつきはありますが、組織が目に見える形で取り組みを進めている」

ブックレットやDVD「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」も発売。定義から初期対応法、最新の判例まで紹介し、意識改革を広く訴える。「ハラスメントは人権侵害、個人間のトラブルではなく、職場環境の問題で、絶対にあってはならない」と力を込めた。
(写真キャプション「被害者の話を聞くと、何とか助けたいと思います」と話す三木啓子さん=大阪市)

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新DVDがメディアでも紹介、わかりやすいと好評です
「セクハラ、パワハラ その現状と防止対策」

151011blog(151007kobeshinbun)先日完成したDVD「セクハラ、パワハラ その現状と防止対策」
研修や学習会で活用したところとてもわかりやすい、と多くの声が寄せられています。

10月7日(水)の神戸新聞でも下記のように写真と共に紹介されました。
アトリエエムのHPにpdfもアップしています。
DVDの詳細と神戸新聞の記事はこちら>>>
DVDの予告編(youtube)はこちら>>>
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セクハラ、パワハラ防止対策
産業カウンセラーがDVD
<2015年10月7日(水)神戸新聞>
兵庫、大阪などの企業や官公庁でハラスメント防止を呼び掛けているコンサルタント会社「アトリエエム」(大阪市西区)が、防止対策をまとめたDVD=写真=を製作した。
内容は、セクハラ、パワハラ、防止対策の3分野に分け、同社代表で産業カウンセラーの三木啓子さんが具体的な事例や判例を交えながら解説。パワハラにならない指導法や職場環境づくりについてアドバイスしている。
企業や労働組合などの研修に活用できる。三木さんは「ストレスの多い職場にパワハラは起きやすい。部下の人格を否定するのではなく、成長させる指導法を身に付けてほしい」と話している。
DVDは約2時間、4万円(税別)。アトリエエム 電話06・4256・8836(中部剛)

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DVD新発売!「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」 アトリエエム10周年を機にHPもリニューアルしました

 

2005年10月のアトリエエム設立から、丁度10年を迎えました。

これもひとえに皆様のご支援とご愛顧の賜物と深く感謝しております。
本当にありがとうございます。

10周年を機にHP(ホームページ)をリニューアルして、メールアドレスも変更いたしました。
お手数をおかけしますが、ブックマークやリンク、アドレス帳などをご変更くださいますようお願い申いたします。

HP (http://atoriem.jp) はこちら>>>
メールアドレス info●atoriem.jp (●に@を半角で入れてください)

1509262blog

【DVD 「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」】
また10周年記念として新しい研修用DVD 「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」 が完成いたしました!
新入社員、管理職、CSR担当者などすべての人の研修にお役立ていただけます。
どのような言動がセクハラ・パワハラになるのか、被害を受けた時どうすればよいのか、パワハラにならない指導法など、パワーポイントを取り入れてわかりやすく解説しています。

研修や学習会でぜひご活用ください。
図書館や男女共同参画センターなどでの貸出しも可能です。

【販売価格】40,000円(税、送料別)
【講師】三木 啓子(アトリエエム株式会社代表)
【製作・著作】アトリエエム株式会社 2015年10月製作 115分
【CONTENTS】
①セクハラ(47分)
セクハラの定義・事例、最高裁セクハラ・マタハラ判決解説、セクハラを受けたら、セクハラの初期対応、セカンドハラスメント( 二次被害) の防止
②パワハラ(40分)
厚生労働省の定義と提言、パワハラの事例、自分の言動をふり返る、パワハラにならない指導法、ストロークとディスカウント
③防止対策(28分)
労働局の相談状況、「心の病」の労災状況、民事裁判について、ガイドライン作成のポイント、ハラスメントのない職場環境に向けて

DVDの予告編(youtube)はこちら>>>
DVDの詳細はこちら>>> 

◆アトリエエム10周年記念 ブックレットvol.3 「セクハラ・パワハラ その現状と防止対策」 も近日発売予定です。

今後もより一層、ハラスメントの防止に取り組んでいきたいと思います。
何卒ご支援のほどどうぞよろしくお願い申しあげます。 

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アトリエエムのHPをリニューアル中

150903blog
2005年のアトリエエム創立から、ちょうど10年となりました。
これを機にHP(ホームページ)をリニューアルしています。
できるだけ早く皆さんに見ていてだけるように、現在作業を急ピッチで進めています。
しばらくご不便をおかけしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
アトリエエム株式会社
代表 三木 啓子
〒550-0002
大阪市西区江戸堀1-4-27-401
TEL:06-4256-8836
FAX:06-4256-8837

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「三木啓子のハラスメントセミナー」
セクハラ、パワハラの定義から防止対策まで幅広く学びます

150822blog
2015年10月2日に東京で「三木啓子のハラスメントセミナー ~セクハラ・パワハラへの対応と防止対策~」を開催します。
大阪に続いてぜひ東京でも開催してほしい、というご要望にお応えしての東京でのセミナーも今年で3回目となりました。毎回全国各地からお申込みをいただいています。
個人の方、企業、行政機関、教育機関、労働組合など、ハラスメントに関心をお持ちの方はどなたでもご参加ください。
2014年秋から今年にかけて、マタハラ、セクハラに関して重要な判決が最高裁から相次いで出されました。国はマタハラ防止に向けての法改正も検討しています。セクハラ、マタハラの定義、パワハラと指導の違い、職場研修のポイント、相談対応、防止対策、最新の判例までハラスメントについて、幅広く総合的に学ぶセミナーです。
開催まであと1か月となりました。お早目にお申込みください!
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「三木啓子のハラスメントセミナー ~セクハラ・パワハラへの対応と防止対策~」
【東京会場】
●日時: 2015年10月2日(金)13:00~17:00
●会場: アーバンネット神田カンファレンス(東京都千代田区内神田3-6-2)
●講師: 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
●対象: 個人の方、企業、行政機関、教育機関、労働組合等、ハラスメント防止に関心を持っている方
●定員: 30人(先着順)
●参加費: 12,000円(資料代、税込)
●主催: アトリエエム株式会社

<プログラム>
1. ハラスメント(セクハラ、パワハラ、アカハラ、マタハラ等)の定義、事例
2. パワハラと指導の違い、 職場研修のポイント
3. 相談対応、行為者ヒアリング(ロールプレイ・実習指導)
4. 判例解説、防止対策 等

詳細並びに申込書付チラシはこちら>>>

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セクハラ、パワハラの定義から防止対策まで幅広く学びます は
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残暑お見舞い申しあげます。

150814blog
今年は本当に暑い日が続いていますが、そんな中で熱い熱い新旧の映画を何本か観ました。
「ソ満国境 15歳の夏」 /監督・松島 哲也/2015年
「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)」 /監督・三上 智恵/2015年
「標的の村」 /監督・三上 智恵/2013年
「八月の狂詩曲(ラプソディー)」 /監督・黒澤 明/1991年
「沖縄」 /監督・武田 敦/1970年

先の大戦を描いたものもあれば、現在の状況を描いたものもありますが、全て同じ延長線上にあるのではないかと思います。
明日8月15日は、70回目の終戦記念日です。戦前、戦中を生き抜いてこられた方たちはこう言われます。
「当時は、戦争反対などと言える雰囲気ではなかった」「国から何も本当の事を知らされなかった」「なぜ戦争を止めることができなかったのだろうか」「決して同じ過ちを繰り返してはならない」と。

これは今の日本も同じ状況ではないでしょうか。
今日発表された内閣総理大臣談話では、曖昧模糊とした表面的な表現に終始し、戦争ができる法律を速やかに成立させようとしているように思えてなりません。
私たち一人ひとりが、現状をもっとしっかりと知ること、そして「いかなる武力」も放棄することを今一度胸に刻み、声を上げ続けることが大事ではないかと思います。

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武力の行使は「国家的ハラスメント」

150719blog
2015年7月16日(木)、集団的自衛権の行使を認めることなどを盛り込んだ安全保障関連11法案(いわゆる戦争法案)が衆議院を通過しました。
連日、国会前や各地で行われている大規模なデモや、廃案を求める多くの自治体の反対意見書などを全く無視して、怒号が飛び交う中での特別委員会での強行採決、そして野党欠席の中での衆議院可決。これは民主主義の根幹をゆるがすものであり、この暴挙に怒りを禁じえません。
11の関連法案に対して特別委員会での審議時間は、わずか116時間。国民の8割が説明は十分ではない、と思っているなかでの強行採決であり、しかもNHKはそれを中継しませんでした。国民にとって一番大事な情報をリアルタムで報道しなかったNHK(日本放送協会)の責任も非常に重いと思います。
戦後70年間、私たちは不戦を誓って憲法のもとに平和を守ってきたのではなかったのでしょうか。ほとんどの憲法学者もこの法案は「憲法違反」である、と強く反対しています。
いかなる場合も武力の行使はあってはならないことです。武力では何も解決せず、怒りと憎しみが増幅して暴力の連鎖うむだけです。
この法案を絶対に成立させてはならないと思います。
戦争-武力の行使はまさに「国家的ハラスメント」にほかなりません。

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過労死等の労災補償状況
パワハラは過去最多!!

150629blog
6月25日に厚生労働省から2014年度の「過労死等の労災補償状況」が公表されました。
精神障害の労災請求件数は1,456件、支給決定件数も497件とともに過去最多となりました。
そのうち、パワハラなどは92件、セクハラは27件、長時間労働が55件でした。

心の病になっても労働災害と認定される人はごく限られていますので、実態はより深刻です。
今国会で審議されている労働者派遣法や労働基準法の改正などで、労働者を取り巻く環境はますます厳しくなり、ハラスメントがより一層増加するのではないかと非常に危惧しています。

企業には今まで以上に、労働者が健康で働ける職場環境の整備が求められます。
ハラスメント防止セミナー(研修)はこちら>>>
厚生労働省の発表はこちら>>>

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パワハラは過去最多!!
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新スタッフと共にハラスメント防止の
取り組みをさらにすすめます!

150625blog
アトリエエムでは、設立10年目を迎えて新たにスタッフを募集していました。
ハローワークの求人募集に加えて、色々なML(メーリングリスト)やWAN(ウィメンズ アクション ネットワーク)などのサイトにもアップして皆さんにご協力をいただきました。
本当にありがとうございました。

おかげさまで、全国から多くの方にご応募いただきました。来春卒業予定の大学生から60代の方まで、女性、男性、トランスジェンダーの方など、年代も性別もさまざまでした。
新スタッフと共に今まで以上にしっかりと、ハラスメント防止の取り組みを進めていきたいと思います。
ハラスメントについて、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら>>>

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「三木啓子のハラスメントセミナー」
活気に満ちた実り多いセミナーに

150614blog
6月12日(金)に大阪で開催した「三木啓子のハラスメントセミナー」には、今回も関西地方だけでなく、東京や名古屋など各地から多くの方が参加してくださいました。
今までのセミナーで寄せられたご意見を参考にして、今回は相談対応や防止対策に加えてより幅広くハラスメントについてお伝えしました。

セクハラについては、定義や事例、言葉のセクハラ・マタハラなどの最高裁の重要な判決。
パワハラについては、定義、事例に加えて部下の能力を引き出す指導方法や職場研修のあり方について、ロールプレイやグループディスカッションも交えて参加者同士の交流も深めながら、楽しく学んだセミナーとなりました。

5月に厚生労働省から発行された「パワーハラスメント対策導入マニュアル」も資料として皆さんにお渡ししました。このマニュアルには、ガイドライン(防止指針)のひな形なども記載されていますが、それだけにとどまらず、三木がぜひ盛り込むべきだと考えている10項目についても、詳しく解説しました。
参加者の皆さんからは「説明がわかりやすく充実した内容でした」「ロールプレイも実践的で、相談を受ける立場としても、職場で研修を行う立場としても勉強になりました」「わかりやすい説明、適度なスピードで理解しやすかった。最近の事例、判例なども資料として準備されており知識を深めることができた」などの感想が寄せられました。
折しも6月12日(金)に、厚生労働省から2014年度に全国の労働局に寄せられた労働相談の状況が公表されました。パワハラにあたる「いじめ・嫌がらせ」は62,191件で3年連続で過去最多となりました。この労働相談については後日改めて三木啓子のブログでご報告しますが、とても深刻な相談が多く寄せられています。企業には今後ますますパワハラ、セクハラ防止に取り組んでいくことが求められます。
次回の「三木啓子のハラスメントセミナー」は東京で10月2日(金)に開催します。
ぜひご参加ください。

10月2日(金)の「三木啓子のハラスメントセミナー」の詳細はこちら>>>
労働局に寄せられた相談状況はこちら>>>

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「押さえておきたい!
 最近のセクハラの傾向と防止対策」

150510blog
昨年10月にはマタハラ、今年2月には言葉のセクハラに対して、最高裁から重要な判決が相次いで出されました。
「セクハラ」という言葉はよく聞くけれども、どのような言動がセクハラになるのか?と戸惑う人は多いようです。
最近は、同性間のセクハラやインターネットを使ったもの、また女性の社会進出などによっても、ますます形態が多様化しています。
このたび、産労総合研究所からの依頼で「労務事情」(5月1日号)に三木の見解を寄稿しました。
アトリエエムのHPの「新聞・ミニコミ」のサイトにアップしていますので、ぜひご一読ください。
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「労務事情」2015年5月1日号
解説「押さえておきたい!最近のセクハラの傾向と防止対策」
第1 はじめに
第2 セクハラとは
第3 最近の傾向
 (1)言葉のセクハラ (2)スキンシップ (3)性的マイノリティへの差別的言動
 (4)女性の社会進出に伴うセクハラ (5)恋愛感情によるセクハラ (6)マタニティ・ハラスメント
 (7)インターネットでのセクハラ (8)同性間のセクハラ
第4 増えている民事裁判
第5 企業の防止対策  (1)研修の実施  (2)相談窓口の充実 (3)ガイドライン(防止指針)の見直し
第6 おわりに <アトリエエムのセクハラ防止5カ条>

寄稿文はこちら>>>

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ハラスメントに関心のある方をお待ちしています!
スタッフ(正社員、パート社員)募集中

150507blog_2
アトリエエム株式会社は、セクハラ、パワハラ、アカハラなどのハラスメント防止のための啓発事業を行っています。
具体的には、企業、行政・教育機関、労働組合等での研修や冊子、DVDの製作販売、相談事業などをしています。
このたび、下記の通りスタッフ(正社員、パート社員)を若干名募集することになりました。
ハラスメントに関心を持っておられる方のご応募をお待ちしています!

<正社員>
1、職種: 一般事務
2、就業時間等: 月~金 9:00~17:00 (内60分間休憩)
3、休日: 土、日、祝日、夏季、年末年始休暇
4、給与等: 当社規定に準ずる
5、交通費: 実費(上限あり)
6、必要な経験等: パソコン操作(ワード、エクセル必須)
7、加入保険: 法定通り
8、雇用期間: 定めなし

<パート社員>
1、職種: 一般事務
2、就業時間等: 月~金のうち、2日~4日程度、9:00~17:00の間の4時間~7時間程度(応相談)
3、休日: 土、日、祝日、夏季、年末年始休暇
4、給与: 時給 900円
5、交通費: 実費(上限 日額1,000円)
6、必要な経験等: パソコン操作(ワード、エクセル必須)
7、加入保険: 法定通り
8、雇用期間: 定めあり(契約更新の可能性有)

【応募方法】
正社員、パート社員いずれも履歴書と職務経歴書をお送りください。
書類選考後、面接のご連絡をいたします。


【お問い合わせ】
〒550-0002  
大阪市西区江戸堀1-4-27-401
アトリエエム株式会社 
代表取締役 三木啓子
TEL:06-4256-8836 FAX:06-4256-8837
http://atoriem.jp

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「ろくぶて」 鵜久森典妙 写真展
神戸の「いちばぎゃらりぃ侑香」で5月10日(日)まで

150503blog
「ろくぶて」
映画プロデューサー・鵜久森典妙さんから届いた写真展の案内。

毎年、神戸市平野の「いちばぎゃらりぃ侑香」で開催し続けて、今年で11回目になるそうです。
「ろくぶて」ってもしかして・・と思いながら写真展を観に行きました。
やっぱり!「てぶくろ」がいっぱい。

軍手やおしゃれな手袋、ゴム手袋、指さし手袋、丸まった手袋、伸びた手袋・・・
手袋一つひとつに物語りがあり、人生があり、生活がある。
街中で偶然出会ったという手袋だけど、それぞれの背景を考えるとワクワクしてきます。

あなたがあの日落とした「てぶくろ」に出会えるかも。。。
ぎゃらりぃのオーナーで詩人の玉川侑香さんの詩も素敵!
写真展の様子を報じた神戸新聞は「150501kobe-shinbun.pdf」をダウンロード

*****
鵜久森 典妙 写真展 第11回 「ろくぶて」
● とき: 4月28日(火)~5月10日(日) 11時~18時
● ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
 神戸市兵庫区神田町38-22
● アクセス: JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
 JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
 「平野市場前」バス停下車 (バス道東へ100m)

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パワハラ、セクハラ防止に向けて
6月12日(金)に「三木啓子のハラスメントセミナー」開催

150425blog
アトリエエムでは、今まで「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」を年に3回、大阪と東京で定期的に実施してきました。企業や大学などの相談員や人事担当者を対象としたロールプレイを交えたセミナーは、毎回とても好評でした。
最近は、先日の最高裁のセクハラ、マタハラに関するお問い合わせをたくさんいただいています。
そこで、今回のセミナーは担当者のみならず、個人の方、企業、行政機関、教育機関、労働組合などハラスメントに関心をお持ちの皆さんにご参加いただきたいプログラムを企画しました。

最近の傾向からパワハラと指導の違い、職場研修のポイント、相談対応、防止対策、最新の判例までハラスメントについて、幅広く総合的に学ぶセミナーです。

この機会にぜひご参加ください。
【大阪会場】
●日時:2015年6月12日(金)11:00~17:00
●会場:大阪産業創造館(大阪市中央区本町1-4-5)
●講師:三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
●対象:個人の方、企業、行政機関、教育機関、労働組合等、ハラスメント防止に関心を持っている方
●定員:30人(先着順)
●参加費:12,000円(資料代、税込)
●主催:アトリエエム株式会社

<プログラム>
1. ハラスメント(セクハラ、パワハラ、アカハラ、マタハラ等)の定義、事例
2. パワハラと指導の違い、 職場研修のポイント
3. 相談対応、行為者ヒアリング(ロールプレイ・実習指導)
4. 判例解説、防止対策 等

詳細並びに申込書付チラシはこちら>>>

カテゴリー: アトリエエム | パワハラ、セクハラ防止に向けて
6月12日(金)に「三木啓子のハラスメントセミナー」開催 は
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「職場のハラスメント 相談対応術」
電子書籍版でも販売!!

150403blog
新年度を迎えて、アトリエエムから新しい2つのお知らせです。
とてもわかりやすいと好評のブックレット「職場のハラスメント 相談対応術」がAmazonで電子書籍[Kindle版]での販売を開始しました。
今まで多くの方から「タブレットなどでも読みたい」とのお声をいただいていましたが、ようやくご要望にお応えすることができました。
今後、順次その他のブックレットも電子書籍版を販売していく予定です。ぜひご利用ください。

◆「職場のハラスメント 相談対応術」 [Kindle版]>>> 
2つ目のお知らせは「AMインフォメーションvol.18」の発行です。
今回のテーマは「マタハラ・セクハラ 最高裁が重要な判断!」。
昨年10月23日のマタハラ判決、今年2月26日のセクハラ判決の2つの最高裁判決について、三木啓子がわかりやすく解説しています。
できるだけ早く皆さまのお手元に届くようにと、現在発送作業を進めています。ご関心をお持ちの方にはお送りしますので、ご送付先をご連絡ください。

今年度は「三木啓子のハラスメントセミナー」や職場研修の実施、また様々な情報の発信等を通して、ハラスメント防止の取り組みをさらに積極的に進めていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

◆ハラスメントに関する事ならいつでもお気軽にお問い合わせください。>>>

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電子書籍版でも販売!!
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「言葉のセクハラ 懲戒処分は妥当」最高裁判決
企業はセクハラ防止対策の見直しを

150301blog
職場で部下の女性にセクハラ発言を繰り返した2人の男性を懲戒処分としたことが妥当かどうかが争われた裁判で、2月26日、最高裁は男性たちの処分を無効とした2審を破棄、処分を妥当とした1審判決が確定しました。
とても画期的な評価のできる判決です。
特に下記の点を示したことは、今後の企業のセクハラ防止対策に大きな示唆を与えたと思います。

1つ目は、2審判決は男性たちが女性から明白な拒否の姿勢を示されず、自分たちの言動が許されていると誤信していたことなどを男性たちに有利な事情としていました。
しかし最高裁は「被害者が内心でこれに著しい不快感や嫌悪感を抱きながらも、職場の人間関係の悪化等を懸念して、加害者に対する抗議や抵抗ないし会社に対する被害の申告を差し控えたりちゅうちょしたりすることが少なくない」としていることです。
セクハラの加害者の多くは「許されていると思った」と主張しますが、職場の上下関係の中では、上司の言動に部下が拒否の意思を示せないのは当然のことです。

2つ目は、2審判決は男性たちは事前に会社から警告や注意を受けていなかったことも男性たちに有利な事情としていました。
しかしこれに対しても最高裁は「管理職である男性たちは会社のセクハラ防止の方針や取り組みを当然認識すべきで、セクハラ行為の多くが第三者のいない状況で行われ(女性が会社に申告する前に)会社側がセクハラを認識して警告する機会もなかった」としています。

このようなセクハラ問題はこの会社の事だけではなく、他の企業でも起こりうることではないでしょうか。
残念なことに「セクハラに神経質になると職場がギスギスしたものになる」「コミュニケーションがとれない」という声をよく聞きます。

職場でのセクハラ防止セミナーが、表層的・教科書的なものになっているのではないでしょうか。
防止セミナーの目的は、どのような言動がセクハラにあたるのかを知ってレッドカード、イエローカードと色分けして「ベカラズ集」を作ることではありません。
セクハラが相手の尊厳や名誉、性的自由や働く権利を侵害する人権侵害であることを認識し、なぜセクハラが起こるのかを一人ひとりが十分に理解することが必要でしょう。


そのためにも、アトリエエムのセミナーやポケット冊子「セクハラ・プリベント」などをぜひご活用ください。
そしてセクハラ防止の取り組みをさらに進めていただきたいと思います。

セクハラ防止セミナーの詳細はこちら>>>
ポケット冊子「セクハラ・プリベント」などの詳細はこちら>>>

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企業はセクハラ防止対策の見直しを
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セクハラの最高裁判決について
「キャスト」(朝日放送)で25日に解説します

150224blog
セクハラについての大事な判決が、2月26日(木)に最高裁から出される予定です。
大阪の会社に勤務している男性2人が、部下の女性社員にセクハラ発言をしたことにより、降格などの懲戒処分を受けたことを不服として、処分の取り消しを求めて会社に対し提訴したというものです。
1審・大阪地裁は会社の処分は有効との判断、一方2審・大阪高裁は処分は重すぎるとして無効と判断したため、会社が最高裁に上告していました。

この裁判については、ここ数日テレビや新聞からコメントを求められていましたが、昨日、アトリエエムの事務所で、朝日放送の夕方のニュース情報番組「キャスト」から取材を受けました。
放送は判決前の2月25日(水)なので、処分が有効、無効それぞれの場合について、企業の対策に今後どのような影響が出るかを解説してほしいというもの。私の担当時間は「60秒」という非常に限られた時間でしたので、ポイントを絞ってお話をしました。

この裁判については、判決後改めてお伝えしたいと思いますが、まずは放送をご覧ください。
朝日放送「キャスト」
2015年2月25日(水)16:58~19:00
セクハラ裁判については、17:15頃から約7分間放送予定
*時間は進行によって変更になる場合があります。

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活気に満ちた「ハラスメント相談員育成セミナーvol.3」
最新情報とネットワークの場に

150215blog
うなずきながら熱心にメモを取る人、一言も聞きもらすまいとじっと話に聴き入る人。
2月14日(土)の「三木啓子のハラスメント相談員育成セミナーvol.3」には、初めての土曜日開催に全国各地の企業や大学、労働組合の方などが参加してくださいました。相談対応や行為者ヒアリングのロールプレイにも積極的に取り組んで、とても活気に満ちたセミナーとなりました。
「毎回新しい気づきと、最新の情報が得られる」と私のセミナーに参加するのは2回目、3回目という人も多くおられます。

講義では、2014年10月23日の最高裁でのマタハラに関する判決、その後、1月23日に厚生労働省から各地の労働局に出された均等法、育休法の「解釈通達」について話をしました。また、2月26日には最高裁からセクハラについて、企業や大学にとって大変重要な判決が出される予定で、その内容についても解説しました。
さらに今回は「押さえておきたい!ハラスメント研修のノウハウ」が新プログラムとして登場。グループディスカッションでは活発に意見がだされ「早速職場研修で活用します」との声も聞かれました。
コーヒーブレイクでは「ハラスメント防止の取り組みについて、情報交換をしませんか」と呼びかける人がいたり、東京と広島から来られたお2人が「新大阪駅まで色々お話をしながら帰ります」と一緒に帰られる姿もありました。このセミナーが皆さんのネットワークを広げる場にもなっていることを本当に嬉しく思います。
2015年度は、ハラスメント防止に関心のある方に幅広く参加していただきたい、との思いから「三木啓子のハラスメントセミナー」を開催します。
大阪会場:6月12日(金)11:00~17:00
東京会場:10月2日(金)13:00~17:00
ぜひご参加ください。

今回のセミナーで、皆さまから寄せられたアンケートを一部ご紹介します。
●セミナーは、期待通りで良かったです!組織として何をすべきか、まずは講師を呼んで研修をして相談窓口を設置したいと思います。
●最新の情報を含んだセミナーで大変勉強になりました。充実した内容のセミナーなので、もっと学びたい、時間が欲しい、と感じました。
●4月から初めて相談員を務めます。これからしなければならない相談業務が体系的に頭の中で整理されました。直近の裁判なども取りあげていただき、他社などの状況もよく理解できました。
●ハラスメント、特にパワハラについての説明が多くあり良くわかりました。全体的に分かりやすい言葉で具体的な説明だったので、良く理解することができました。
●ロールプレイを通じて、色々な立場を体験することができて良かった。自分の心の動きに驚きました。
●以前に参加したセミナーの復習と後半は新たな内容で大変勉強になりました。特に「研修のノウハウ」は職場での研修にすぐに役立てられそうです。6月のハラスメントセミナーには、職場から何名か参加できるようにしたいと思います。

*****
均等法、育休法の「解釈通達」はこちら>>>

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行為者(加害者)研修
「グループセミナー」

150201blog
先日、大学でのセクハラの行為者(加害者)に対する研修に関する講座に参加をしました。講師の井上摩耶子さんは、25年間にわたりフェミニストカウンセラーとして幅広い活動をしておられ、経験に基づいたとても興味深いお話を聴く事ができました。
講義の後、参加者からは活発な意見が出されましたが、大学においても行為者に対する研修にとても苦慮している状況が出されました。

アトリエエムでは、主に大学に向けて「グループセミナー」を実施しています。
行為者を含む3~4人で、ディスカッションを中心とした研修を4回にわたって行い、他の大学の事例や判例の解説なども交えながら、被害者の心理や組織の問題点などを考えていきます。
終了後には、組織の問題点と今後の取り組みについてレポートを添えて提言します。
グループセミナーの利点は、セクハラは行為者だけの問題ではなく、その背景には組織としての問題が隠れていることを共有できる事です。

詳細はアトリエエムにお気軽にお問い合わせください。
グループセミナーのご案内はこちら>>>

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1995年1月17日

150117blog
1995年1月17日。
今日の未明からその日の神戸の様子が、テレビで放送されています。
胸が締め付けられる思いです。6千人を超える多くの尊い命を奪った阪神・淡路大震災。
「あの日」から20年。震災を知らない人が4割を超えました。
各地で様々な写真展や行事も催されていますが、風化させることなくこれからもしっかりと伝えていくことが大事だと思います。
震災で亡くなられた方たちのご冥福をお祈りします。

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セミナーとブックレットで
良いスタートを!

150115blog
新年のご挨拶でアトリエエムから皆さんに「AMインフォメーション」をお送りしました。予想以上の反響で、年明けからブックレットやセミナーのお問い合わせをたくさんいただいています。
特に好評なのが、ブックレット「職場のハラスメント 相談対応術」と「ハラスメント 相談員の心得」です。
パワハラやセクハラの相談を聴いた後、どのように具体的に解決すれば良いのかが分からない、と言った声をよくお聞きします。ブックレットでは、解決に向けた対応法や行為者(加害者)へのヒアリング(事実確認)などについても、分かりやすく説明しています。

どちらも64頁で、ポイントをコンパクトにまとめています。ブックレットを活用して、ハラスメントのない職場づくりのよいスタートを切ってください!
この2冊のブックレットをサブテキストとした「ハラスメント相談員育成セミナー」も来月2月14日(土)に大阪で開催します。
相談員や人事担当者の方だけでなく、ハラスメントに関心のある方のご参加をお待ちしています。
お早目にお申込みください。

ハラスメント相談員育成セミナーの詳細はこちら>>>
ブックレットの詳細はこちら>>>

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アトリエエムは10周年を迎えます
新企画「パワハラ、セクハラ基礎セミナー」

1501012blog
皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中は色々とお世話になりまして、本当にありがとうございました。

「職場のパワハラ、セクハラをなくしたい」という思いで、私がアトリエエムを設立したのは2005年のことでした。
しかし当時はまだ「パワハラ」などの実態は社会では正しく認識されてはいませんでした。
それから10年。
今やどこの職場でもその対応に苦慮するほどハラスメントは業務上の大きな問題になってきています。


私は、日頃は管理職や人事担当者、相談員の方などを対象にセミナーを行っています。
最近「もう少し気軽にコンパクトにセミナー」をお願いできませんか、と言った声が多く寄せられるようになりました。

そこで、10周年を記念して1時間限定の「パワハラ、セクハラ基礎セミナー」を企画しました。
パワハラ、セクハラ等の言葉は日常的に使われていますが、正しく認識されていない部分もあるのではないでしょうか。
まずは、基礎的な知識を正しく知っていただき、ハラスメントの防止に取り組んでいただきたいと思います。

この期間限定の新企画をぜひご活用ください
【 10周年記念特別セミナー 】
「パワハラ、セクハラ基礎セミナー」

◆時間: 1 時間
◆特別価格: 50,000円 (税、交通費別)
 <期間限定 2015年1月~6月>

詳細はアトリエエムにお気軽にお問い合わせください>>>
本年もハラスメントのない職場に向けて取り組んでいきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

*******
昨年も多くの良い映画と出会うことができました。しっかりと創られた良い物は、旧作でも長い年月を経ても今なお感動と示唆を与えてくれるのだと、改めて感じました。
特に印象に残ったのが次の5本です。
◆「少女は自転車にのって」 監督:ハイファ・アル=マンスール/サウジアラビア・ドイツ合作/2012年
◆「アルバート氏の人生 」 監督:ロドリゴ・ガルシア/アイルランド/2011年
◆「チョコレートドーナツ」 監督:トラヴィス・ファイン/アメリカ合衆国/2012年
◆「標的の村」 監督:三上智恵/日本/2013年
◆「白痴」 監督:黒澤明/日本/1951年

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「ハンセン病問題と私たち」
アトリエエムブックレット第2弾 新発売!

141227blog
2014年も間もなく終わろうとしています。
お正月を故郷で迎えられる人も多いのではないでしょうか。

ハンセン病の療養所には、「故郷に帰りたくても帰れない」人がまだ大勢暮らしています。
全国13の国立療養所で暮らす人は、1,850人、平均年齢は83歳を超えています。
今なお社会には、病気に対する偏見・差別が根強くあるからです。ハンセン病問題は終っていないのです。

重大な人権問題である「ハンセン病問題」への関心と理解を深めていただきたいとの思いから、アトリエエムでは、ブックレット第2弾として「ハンセン病問題と私たち」を発行しました。
5人の関係者の方にそれぞれの立場から、現在の状況を書いていただきました。
映画「もういいかい~ハンセン病と三つの法律」のシナリオも完全収録しています。
入所者の方たちの貴重な貴重な証言をぜひ読んでみてください!

特に、図書館、人権センター、男女共同参画センター、大学図書館等で購入していただいて、より多くの人に読んでいただきたいと思います。
大阪と神戸のジュンク堂でも販売しています。
=======
アトリエエムブックレットvol.2
「ハンセン病問題と私たち」

「もういいかい」映画製作委員会/編
700円 (税、送料別)/A5判/84頁
発行/アトリエエム株式会社

大阪・茶屋町の「MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店 4F」、
神戸の「ジュンク堂書店 三宮店 5F」でも販売しています。
梅田店は、4階 壁面E-3 「環境法、環境政策」の棚に、
三宮店は、5階 7-A 「国際法、諸法、医療法」の棚に並んでいます。

ぜひお買い求めください。
詳細はこちら>>>

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3人に1人がパワハラを受けています
セミナーや冊子の活用など実効的な取り組みを

141130blog
入社間もない19歳の男性社員が自殺したのは、上司からのパワハラなどが原因と、遺族が会社に損害賠償を求めていた裁判で、11月28日福井地裁は、会社と上司に約7,200万円の支払いを命じました。
男性は上司から「死んでしまえばいい」「この世から消えてしまえ」などのひどい言葉で人格を否定されていました。

このような痛ましい報道が後を絶ちません。11月25日には、JIL(労働政策研究・研修機構)が「過去1年間でパワハラを受けた人は3人に1人(34%)」との調査結果を発表しました。
今までの厚生労働省や連合、自治労等の調査では4人1人(約25%)が被害を受けたことがある、という報告でしたので、今回の調査でさらにより多くの人が被害を受けていることが浮き彫りになりました。
また過去3年間でメンタルヘルスの不調を感じた人も4人に1人(25.7%)という結果が出ています。

11月26日に大阪労働局が開催したパワハラ防止セミナーには、大勢の人事担当者が参加しており、関心の高さを感じました。
しかし、講演を聴くだけで終わらずに、職場環境の改善に向けた実効的で早急な取り組みをすすめてほしいと思います。

私は、下記のような取り組みが必要だと考えています。
1、パワハラ防止セミナー(研修)
パワハラをしてはいけないというだけではなく、部下の能力を引き出せる指導方法を学ぶことが大事です。

2、 ポケット冊子やブックレットの活用
常に手元に置いて、自分自身の言動をふり返ったり、相談を受けたり、被害を受けた時の対処法などを分かりやすく書いている冊子を活用してほしいと思います。

3、相談窓口の充実
被害者から相談を受けるということは、とても重要であり、かつ技術を要します。また行為者へのヒアリングを行う場合もあります。
迅速で適切な対応のためには、相談員のスキルアップはとても重要です。

まずはアトリエエムにご相談ください。職場環境の改善に向けて、一緒に取り組んでいきましょう。
◆ セミナー(研修)、ポケット冊子、ブックレット、相談員セミナーなどの詳細はこちら>>>
◆ JILの「第2回日本人の就業実態に関する総合調査」結果は「141125JIL-chousa.pdf」をダウンロード

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パワハラのポケット冊子をリニューアル
色々な職場で活用していただいています

141123blog
パワハラ防止のポケット冊子 「みんな、まじめに楽しく働きたい」 がとても好評です。
もしかしてわたしが加害者?
もしかしてわたしが被害者?
もしかしてセカンドハラスメント?

など、どの立場の人にとってもわかりやすい、と民間企業はもちろんのこと、介護福祉施設、病院、大学、労働組合、行政機関など様々な職場で役立てていただいています。
また社会保険労務士や産業カウンセラーの方たちが、パワハラ研修をする時などにも活用していただいています。

このたび、より新しい情報を盛り込んでリニューアルをしました。
例えば、
・上司と部下のコミュニケーションギャップの調査結果
・精神労災補償状況の最新データ
・厚生労働省の「パワハラの予防・解決に向けた提言」など
明るいあずき色にデザインも一新して、より読みやすくなりました。

職場のパワハラ防止にぜひ、お役立てください!
「みんな、まじめに楽しく働きたい」
1冊100円 (税・送料別)(B7判変形/32頁)
ご注文は50冊以上10冊単位でお願いします。
「セクハラ・プリベント」「ここが知りたかった!ハラスメントQ&A」と合わせて50冊でもOKです。

ポケット冊子 「みんな、まじめに楽しく働きたい」の詳細はこちら>>>

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「過労死防止5カ条」をシンポジウムで提言しました
企業は「長時間労働防止」のルール作りを!

141117blog
11月12日(水)に神戸で「過労死防止シンポジウム」が開催されました。
西垣迪世さんは、8年前に27歳の息子さんを過労で亡くされました。1か月に150時間を超える残業や、朝9時から徹夜して翌晩10時まで37時間連続勤務という、信じられないような働かされ方のため、うつ病を発症して休職と復職を繰り返していました。
こんな「過労死」があってはならない、と西垣さんたち遺族の方たちは、法律の制定を求めて55万人もの署名を集め、議会での意見書採択や国への要望など様々な取り組みを行ってこられました。

そして、この11月1日に「過労死防止法」が施行されました。8年以上もの多くの方たちの運動を経てようやく成立した法律をいかに実効性のあるものにしていくか、ということが私たちに今問われているのだと思います。
長時間労働を「個人の仕事の進め方」に矮小化するのではなく、組織として具体的に取り組むことが重要です。
長時間労働をさせるということは、遂行不可能な業務の要求であり、パワハラです。

シンポジウムで私は、「ハラスメントの防止」や「勤務と勤務の間は最低11時間の休息時間の保障」など5項目を「アトリエエムの過労死防止5カ条」として提言しました。
それぞれの組織で、労働者の健康と生命を守るために、具体的なルール作りをぜひ行っていただきたいと思います。
シンポジウムの様子を報じた神戸新聞は「141113kobe-shinbun.pdf」をダウンロード

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ご要望に応えて、初の土曜日開催!
ハラスメント相談員育成セミナー 

141108blog
職場のハラスメント防止の取り組みには、「相談員の育成とスキルアップ」が非常に重要です。
アトリエエムでは、今まで2日間にわたって「ハラスメント相談員育成セミナー」を定期的に開催してきました。
「楽しみながら学ぶことができた」と大変好評でしたが、一方で「平日の2日間は仕事との関係で参加が難しい」という声も多く寄せられていました。
2015年2月14日(土)に「土曜日1日集中セミナー」を開催します。

10月中旬の受け付け開始後、続々とお申込みをいただいています。

プログラムは今までの「相談対応、ロールプレイ、防止対策」等に加えて、私が培ってきた「ハラスメント研修のノウハウ」もお伝えします。
実践的でとてもわかりやすい、と大変好評です。
効果的なスキルを学んで今後の職場研修にぜひ役立てていただきたいと思います。

企業、行政機関、労働組合、教育機関、産業カウンセラー、社会保険労務士等の方のみならず、ハラスメント防止に関心を持っている幅広い方のご参加をお待ちしています。
詳細並びに申込書付チラシはこちら>>>
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三木啓子のハラスメント相談員育成セミナー vol.3【大阪会場】
●日時:2015年2月14日(土)11:00~17:00
●会場:大阪産業創造館(大阪市中央区本町1-4-5)
●講師:三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
●対象:ハラスメント相談員、CSR担当者、人事・総務担当者、人権担当者、社会保険労務士、産業カウンセラー、ハラスメント防止に関心を持っている方等
●定員:30人(先着順)
●参加費:12,000円(資料代、税込)
●主催:アトリエエム株式会社

<プログラム>
1. 相談対応とメンタルヘルスの知識、行為者へのヒアリング
2. ロールプレイ・実習指導
3. 事例・判例・防止対策
4.  <NEW プログラム> 押さえておきたい! ハラスメント研修のノウハウ
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今日から 「過労死防止法」 が施行
11月12日に兵庫労働局主催のシンポで講演をします

141101blog
国の責任で過労死を防ぐ「過労死等防止対策推進法」(過労死防止法)が、今日11月1日に施行され、初の「過労死等防止啓発月間」がスタートしました。
各地の労働局や弁護士会などでも無料の電話相談を受け付けていました。

日本の過労死は、国際社会でもかねてから問題視されてきました。
「karoshi」としてオックスフォード英語辞典にも掲載され、国連からも過労死防止策を強化するようにと勧告も出されていました。
長年の過労死遺族の方たちの運動等によって、6月に超党派の議員立法として成立、国としての取り組みがようやく始まりました。

この法律では、過労死の実態の調査研究、相談体制の整備、民間団体の活動支援、国民への啓発などの対策を国の責任で行うと定められていますが、長時間労働の規制のあり方には触れてはいません。
過労死等の最も大きな原因である「過重労働」「長時間労働」をどのように防いでいくかということを、具体的に明記し、企業でのルールづくりを促していくことが本来必要ではないでしょうか。

企業は、法律で義務化はされていなくても、労働者の生命と健康を守るためにより具体的な取り組みを今後進めていくことが重要でしょう。
兵庫労働局では、11月12日(水)の午後に「過労死防止シンポジウム」を開催します。
私もシンポジストの一人として「過労死の防止に向けて企業が行うべき対策」について講演をします。
ぜひ今後の取り組みの参考にしていただきたいと思います。

◆シンポジウムのチラシは「141112symposium.pdf」をダウンロード

◆シンポジウムの紹介記事(神戸新聞)は「141101kobe-shinbun.pdf」をダウンロード

◆過労死防止法の詳細はこちら>>>

カテゴリー: 未分類 | 今日から 「過労死防止法」 が施行
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妊娠による降格は、原則均等法違反
出産後も働き続けられる「職場環境整備」が必要

141025blog
最高裁は10月23日に「妊娠・出産を理由にした降格は、原則として男女雇用機会均等法が禁じる不利益処分にあたり違法」とする判断を初めて示しました。一部例外が認められる部分を残したものの、納得できる判決だとは思います。
しかし、現実はどうでしょうか。連合の調査によると、会社から退職を強要される、上司や同僚から嫌がらせを受けるなどの「マタハラ(マタニティ・ハラスメント)」を受けたことがある女性は、26.3%と4人に1人。全国の労働局に寄せられたマタハラの相談も2013年度は3,371件と前年度より2割増えています。いずれも氷山の一角でしかありません。8割の女性が育児休業を取得していると発表されていますが、実際には妊娠をきっかけに6割の女性が退職をしています。

「出産・育児をしながら働き続ける」という多くの先進国では当たり前のことが、できない状況がずっと続いてきました。

企業は、今回の最高裁の判決を重く受け止めることが大事だと思います。妊娠・出産後も働き続けることを望む女性は今後益々増えていくでしょう。そのためには職場の理解や協力は不可欠ですが、一方で周囲の一部の人に過重な負担がかからないようにすることも大切です。個人の意識だけによるのではなく、女性たちがしっかりと活躍できるように組織として「職場環境」を工夫し整えていくことが、必要ではないでしょうか。

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「ハラスメント投書箱」 を開設しました!
「声なき声」 を受けとめて、皆さんの思いを反映していきます。

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私のもとには、ハラスメントの様々な悩みや相談が数多く寄せられます。
例えば

◆スーパーで働いています。女性の店長からいつも「パートのおばさん」と呼ばれています。他の若い社員には「○○さん」と苗字で呼んで楽しそうに話しをしているのに・・・私が少しでもミスをしようものなら「チッ!」と大きな舌打ちをして「何度言ったらわかるの!」と皆に聞こえるような大きな声で怒ります。
店長の怒鳴り声を聞くたびに、全身が硬直したように体が動かなくなり、胃がキリキリと痛み出します。

◆企業のCSR部でハラスメントの相談員をしています。半年前にAさん(男性社員)から、上司のB課長からパワハラを受けている、という相談が寄せられました。最近は食欲もなく3か月で体重が10キロも減ったとのこと。周囲の人達に職場の状況を確認すると相当ひどいいじめを受けていることが分かりました。
CSR部で検討してBさんを主任に降格したところ「お前と会社を訴えてやる!」と言われました。

◆大学で事務の仕事をしています。ある教授(男性)の女子学生に対する態度がとても気になっています。特定の女子学生と頻繁に食事やカラオケに行ったり、肩を組んで写真を撮ったり、自分の研究室で夜遅くまで指導をしたりしています。「それはセクハラでしょう」と思うのですがそんな事は私の立場ではとても言えません。
他の学生からも不満の声が聞こえてきますが、他の教授たちもみんな見て見ぬふりです。

などです。
このような辛い気持ちや悩み、困っている状況などをそのままアトリエエムの「ハラスメント投書箱」に投げ込んでください。
匿名で結構です。プライバシーは必ず守ります。
直接お返事はお送りしませんが何卒ご了承ください。

皆さんの「声なき声」をしっかりと受け止め大事にして、今後のハラスメント防止の取り組みに皆さんの思いを反映していきたいと思います。
=====
<投書方法>
以下のいずれかの方法で投書してください。

1、アトリエエムのホームページのトップページの「ハラスメント投書箱」 のバナーをクリック
⇒ メールフォームから送信ができます。
アトリエエムには、送信者のメールアドレスがわからないので、匿名での送信が可能です。
※本文の入力は512字までです。

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「マドンナ旋風」から四半世紀。変わっていない日本の状況

141005blog
「おたかさん」こと土井たか子さんが亡くなりました。
初の女性党首、初の衆議院議長、そしてマドンナ旋風。男女差別の解消と平和運動に常にまっしぐらに取り組んでおられた姿が脳裏に浮かびます。
「山が動いた」との言葉も与謝野晶子の「山の動き日来(きた)る」を彷彿とさせ、これからはもっと女性が活躍できる時代になる、と大きな期待を持ったものでした。

それから四半世紀。マドンナ旋風も単なるブームでしかなかったのでしょうか。残念ながら現状は、一向に前進してはいません。
衆議院議員480人中、女性は39人で8%。これは世界平均の22.2%を大きく下回り、189カ国中127位です。世界経済フォーラムが発表した「男女平等ランキング」も日本は105位と、女性の政治参加の遅れが大きく影響しています。

女性を活用するのではなく 女性がしっかりと自立して活動できる社会にすることが大事ではないでしょうか。

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なごやかながらも実り多いセミナーになりました
「ハラスメント相談員セミナーを各地で開催してほしい」という声も

140914blog
うなずきながら熱心にメモを取る人、一言も聞き漏らすまいとじっと聴き入る人。
9月12日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.10」には、東京の方だけでなく、沖縄、広島、山形など遠方からも参加、ロールプレイにも熱心に取り組んでくださいました。
「ハラスメント 相談員の心得」をサブテキストに相談対応や新しい判例の解説、防止対策などについて具体的にお伝えしましたが、随所で具体的な質問も活発に出されました。
コーヒーブレイクでは、参加者同士が名刺交換や情報交換などもされていて、なごやかな雰囲気ながらも実り多いセミナーとなりました。

来年2月の大阪でのセミナーには、他の担当者をぜひ参加させたい、というお声もいただきました。
今後もハラスメント相談員の育成に取り組んでいきたいと思います。
皆さんのアンケートの一部をご紹介します。
● 今回初めてセミナーに参加しました。相談員の重要性を改めて認識しました。自分ではできていると思っていた事ができていないと認識できる良い機会となりました。
● ガイドライン作成のポイント等を具体的にイメージをすることができました。セクハラ、パワハラの相談は年々増えています。今日のセミナーやDVDを参考にして相談員を増やしていきます。
● レジュメ、資料が大変見やすく復習するのにもとても役立つと思います。三木さんの講義もとても説得力のあるものでした。
● ロールプレイは難しかったけれども、楽しんで参加することができました。
● セミナーに参加する前はとても難しいと思っていたのですが、相談業務を前向きにとらえることができました。

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海上自衛隊でパワハラ自殺
相談を放置していた組織の責任は甚大です

140911blog
組織ぐるみでのいじめの隠ぺいに対して、厳しい判決が5月に出されたばかりの海上自衛隊で、またしても痛ましい事件が明らかになりました。
横須賀基地の護衛艦内で、上司からパワハラを受けて男性隊員が自ら命を絶ちました。
隊員はいじめを受けていること、異動をさせて欲しいことなどを3回にわたって別の上司に相談をしていましたが、対応や改善がなされませんでした。
自殺の前日には、相談の場にパワハラをしている上司を同席させています。そのような状況では本音は話せないでしょう。その直後、報復のようにさらにパワハラを受け、隊員は追い詰められていきました。大勢の他の隊員もパワハラを知りながら、誰も止めることができなかったという事も明らかになりました。
自衛隊という特殊な組織とはいえ、周囲が知っていながら防ぐことができなかったことは、深刻に受け止めなければならないでしょう。

直接的には、1人の上司によるパワハラかもしれませんが、何度もシグナルを出していたのに、最悪の事態を防げなかった他の上司と組織の責任は甚大です。
当事者たちを処分するだけではなく、なぜ防げなかったのか、どのように対応するべきだったのかを真摯に検証し、再発防止のための具体的な取り組みを早急に公表するべきだと思います。

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男性に対しても立場を利用した性的な言動はセクハラです

140910blog
フィギュアスケートの高橋大輔選手が、2月のソチオリンピック閉会式後の打ち上げ会場で、橋本聖子参議員から無理にキスをされたということが、8月末に報じられました。橋本議員は、日本スケート連盟会長で、JOC常務理事兼強化本部長という立場です。
この件に関して
橋本議員は「強制はしていない」
高橋選手は「セクハラを受けたという認識はない」
鈴木惠一スケート連盟副会長は「(高橋選手は)男だからセクハラにはあたらない」
とのコメント。

例えば、浅田真央選手が男性の協会理事からキスをされたらどうでしょうか。明らかにセクハラであり、パワハラでもあると言えるでしょう。しかし、キスをされた本人はセクハラを受けた、とはなかなか言えないのが現状です。
女性、男性という性別で考えるのではなく、双方の力関係や立場の違いを正しく認識することが必要でしょう。

スケート連盟はこの件をうやむやにするのはなく、ハラスメント(セクハラであり、パワハラでもある)に対して、早急に対応をするべきだと思います。

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「セクハラ・プリベント」 をリニューアル!
ひとりに1冊、研修・学習会にご活用ください。

140826blog
今年の7月1日に男女雇用機会均等法が改正、セクハラ指針は4項目が追加されました。事業主の措置義務も9項目から10項目になりました。
企業においては、自社のガイドライン(防止指針)を見直すと同時に、今まで以上に研修にもしっかりと取り組むことが重要となりました。

均等法の改正に伴ってアトリエエムのポケット冊子「セクハラ・プリベント」の改訂版を発行しました。新たに指針に追加された4項目を掲載、より読みやすくなるようにデザインもリニューアル。
基礎的なポイントを押さえたうえで「グレーゾーン」「ジェンダー・ハラスメント」と言われる領域にも踏み込んだ解説は、とてもわかりやすいと好評です。セクハラを受けたときの対処法や相談を受けたときのセカンドハラスメント(二次被害)の防止など、誰にとっても身近な問題として考えることができるように工夫をしています。
初めて学ぶ方はもちろん「何度も聞いてわかっているよ」という方にも新たな気づきが得られる冊子です。
ひとりに1冊。 「セクハラ・プリベント」を研修や学習会でぜひご活用ください!
「セクハラ・プリベント」
1冊100円 (税・送料別)(B7判変形/32頁)
ご注文は50冊以上10冊単位でお願いします。
「ここが知りたかった!ハラスメントQ&A」「みんな、まじめに楽しく働きたい」と合わせて50冊でもOKです。

「セクハラ・プリベント」の詳細はこちら>>>

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残暑お見舞い申しあげます。

140821blog
私はセミナー(研修や講演会等)で、近畿地方のみならず、関東・北陸から九州地方まで全国にお伺いしています。
今年の夏は特に、台風や集中豪雨による被害が各地で相次いでいます。お世話になった皆さんの事を考えると本当に胸が痛みます。少しでも被害が少ないようにと心から願ってやみません。

年に3回開催している「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」にも、北海道から沖縄まで、多種多様な方達が参加してくださいます。
企業や行政機関の人事、CSR、相談員の方はもちろんのこと、学校の教職員や労働組合の方、NPOやボランティア団体で被害者の支援をしている方、産業カウンセラーや社会保険労務士、男女共同参画センターのスタッフ等々。相談員セミナーは、知識を習得するだけの場ではなく、情報交換やネットワークを築く良い機会にもなっています。

9月12日(金)のセミナーは、東京で開催します。
セクハラ防止指針等を含む男女雇用機会均等法と労働安全衛生法が、今年7月に一部改正されました。今まで以上にハラスメントとメンタルヘルス対策に取り組むことが求められるようになりました。今回のセミナーでは、相談対応から防止対策まで、大事なポイントをロールプレイを交えて具体的にお伝えします。
お早目にお申込みください。

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企業に求められるハラスメント予防策
「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.10 ~相談対応と防止対策~」
【メンタルヘルス対策はハラスメントの防止から】

●日時: 2014年9月12日(金)13:00~17:00
●会場: アーバンネット神田カンファレンス(東京都千代田区内神田3-6-2)
●講師: 三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
●対象: ハラスメント相談員、CSR担当者、人事・総務担当者、人権担当者等
●定員: 30人(先着順)
●参加費: 12,000円(資料代、税込)
●主催: アトリエエム株式会社

チラシはこちら>>>
プログラム等の詳細・お申込みはこちら>>>

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「心の病」 労災申請が過去最多
背景には職場の人間関係の悪化

140720blog
パワハラや長時間労働などでうつ病などの精神疾患にかかって、労災の申請をした人は1,409人(2013年度)。これは過去最多で、厚生労働省が公表を始めた2001年度と比較すると5倍以上に増えています。
そのうち、労災だと認定された人は436人、昨年より若干減少したものの、過去2番目の多さです。

原因で一番多いのは「嫌がらせやいじめ」で55人です。他にも「上司、同僚、部下とのトラブル」が23人、「セクシュアルハラスメント」が28人で合計106人となり、認定数の4分の1を占めます。
職場での人間関係の悪化が、メンタルヘルス不調の大きな要因になっていることが明らかになりました。
この発表に外国人労働者も危惧をしている、ということが報道されました。現在日本で働く外国人労働者は約72万人。国は、これから受け入れを益々増やそうとしているようですが、果たして安心して働ける職場環境だと胸を張って言えるのでしょうか。
さらには「残業代ゼロ法」の導入も検討されています。
全ての労働者が、健康で働ける職場環境を整えることがまずは重要だと思います。

平成25年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」はこちら>>>

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集団的自衛権は戦争への一本道
戦争は「国家によるハラスメント」

140628blog
ドキュメンタリー映画 「標的の村」 を観ました。
―沖縄の自然豊かな東村(ひがしそん)・高江にヘリパッドが造られ、オスプレイが配備されようとしている。建設に反対し座りこんだ人たちを、国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を萎縮させるこのSLAPP裁判(*)はアメリカの多くの州で禁じられているにも関わらず、運動に参加していなかった小学生までもが訴えられたのである。-
日本の在米軍基地の74%が集中している沖縄では、米軍兵士による痛ましいレイプ事件も後を絶ちません。この問題にしっかりと向き合わなければならない時に、逆行することが強引に推し進められていることに、強い怒りを覚えます。平和憲法の解釈を変え、自衛隊の活動範囲を大きく広げようとする「集団的自衛権」-それはまさに、日本がいつでも戦争ができるようにしていくことに他ならないと思います。
上官の命令に従い、敵(とみなした人)の命を奪う。しかも、何の罪もない子どもや女性たちもが犠牲になる。究極の人権侵害である「戦争」は、国家によるハラスメントだと言えるのではないでしょうか。
武力の行使は、報復の連鎖をうむだけで、建設的な解決にはつながらないと思います。
*SLAPP(スラップ)裁判
政府や企業など権力・資金力をもった者が、口封じのため弱者である個人を訴えること。1980年代頃から問題が顕著になり始めたアメリカでは、多くの州でスラップ裁判を禁止する法律が作られています。
SLAPP:strategic lawsuit against public participation

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セクハラに対する認識の低さに批難の声

140621blog
6月18日(水)、東京都議会で晩婚化や晩産化の対策について質問をした塩村文夏議員が、男性都議から「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」などのセクハラ発言を受け、議場には笑い声が広がりました。発言した議員は雲隠れの状態。
塩村議員の人格を否定するセクハラであり、さらには、少子化という社会構造の問題を個人の問題にすり替えています。
また、発言者の処分を自民党と都議会議長に求めたのもの、発言者を特定する努力すらせず、うやむやにしようとしていることに、強い憤りを覚えます。

全国の都道府県労働局雇用均等室に寄せられた昨年度の相談結果に「セクハラに関する相談は依然として多いが、特に婚姻、妊娠、出産等のマタニティ・ハラスメントの相談の増加が顕著である」と厚生労働省が発表したのが、5月29日(木)のこと。
職場でセクハラや嫌がらせを受けて、働きたくても働き続けられない悲痛な女性たちの声が、相変わらず多く寄せられています。

男女雇用機会均等法のセクハラに関する指針が7月1日から改正されます。セクハラの防止には「男は仕事、女は家事・育児」といった性別役割分担意識を変える事が重要であることや同性に対する言動もセクハラに含まれることなどを明示すること、とされています。
企業は、現在のセクハラ防止指針(ガイドライン)を改訂して、より一層セクハラの防止に努めることが必要です。
男女雇用機会均等法施行規則の改正についてはこちら>>>
労働局雇用均等室に寄せられた相談状況はこちら>>>

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熱気にあふれた「ハラスメント相談員セミナーvol.9」
「今後も繰り返し参加したい」

140615blog
身を乗り出すようにしてじっと聴き入る人、熱心にメモを取っている人。
6月13日(金)の「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.9」の会場は、とても熱気と活気にあふれていました。
今回も関東や中国地方など各地から大勢の担当者が参加、ロールプレイにも積極的に取り組んでくださり、とても充実したセミナーとなりました。

「職場のハラスメント 相談対応術」と「ハラスメント 相談員の心得」とをサブテキストにして、相談対応に加えて、新しい判例の解説、防止体制などについて具体的にお伝えしました。
9月12日(金)の東京での「ハラスメント相談員セミナーvol.10」には、東日本の担当者を参加させたい、という声も聴かれました。
今後も継続的な取り組みをぜひ進めていただきたいと思います。

皆さんのアンケートから一部をご紹介します。
●今までハラスメントに関する研修は何度か受けたが、一番具体的でわかりやすく、自分自身に引き寄せて考えることができました。
●色々な視点からハラスメントを理解することができました。特に、事例、判例、ガイドライン、防止対策等が役立ちました。
●セミナーの構成が良かった。メンタルヘルス、ロールプレイ、事例・判例の解説と、充実した内容だった。ぜひまた参加したい。
●1回の受講で、全部を理解するのは難しいと思いました。これからも繰り返し参加したいと思います
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【東京会場】 「三木啓子のハラスメント相談員セミナーvol.10」 の詳細はこちら>>>

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パワハラの労働相談 約 6万件
相談体制の整備が重要

140611blog
「パワハラに関する相談が6万件で過去最多」 と厚生労働省から5月30日に発表されました。
2013年度に全国の労働局の「個別労働紛争解決制度」に寄せられた「いじめ・嫌がらせ」に関する相談は、59,197件で前年度に引き続いて一番多い相談内容でした。

その他の解雇や退職勧奨など、全体の相談数は約246,000件でした。
私が特に気になったのは、相談者の就労形態です。年々正社員の割合が減少して、パート、派遣、期間契約などの非正社員の割合が増えている点です。
ところで、皆さんの職場の相談窓口は就労形態に関わらず、働いている全ての人が利用できているでしょうか。
パワハラなどの相談は、正社員でも職場で相談をしにくいものです。
ましてや、派遣やパートの人たちにとっては、相談することによって雇用契約を打ち切られるなどの不利益を受けるのではないかと不安を感じて相談をする事がなかなかできないものです。

どこの職場でも非正社員が増えている現在、就労形態に関わらず誰もが相談できる体制を整備して、安心して働ける職場環境を整えていくことが、企業にとっても大事ではないかと思います。
「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」にぜひご参加ください。
6月13日(金)大阪、9月12日(金)東京で開催します。

相談員セミナーの詳細は>>
労働局に寄せられた相談状況はこちら>>>

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定員まで後わずかです。お早目にお申込みください
「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.9」(大阪会場)

140601blog
「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」 まで後2週間となりました。
今年度は、6月の大阪会場と9月の東京会場の両方のセミナーを皆さんにお知らせしてきました。
東京会場にもすでにお申込みをいただいていますが、6月13日(金)の大阪会場は、定員まで後わずかとなりました。

ぜひお早目にお申込みください
5月30日(金)に厚生労働省から発表された 「ハラスメント」の最新情報もふまえて、午前は相談対応とメンタルヘルスについて、午後からは相談対応のロールプレイ、その後はハラスメントの判例の動向等について詳しく解説をします。
チラシ並びに詳細は>>
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「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」
【大阪会場 vol.9】
2014年6月13日(金)11:00~17:00 大阪産業創造館
講師:三木 啓子(アトリエエム(株)代表、産業カウンセラー)
定員:30人(先着順)
参加費:12,000円(資料代、税込)

<プログラム>
■プログラム① 【相談対応とメンタルヘルスの知識】
 相談の受け方と行為者に対するヒアリングの留意点、ハラスメントを原因とするメンタルヘルス疾患への対応
■プログラム② 【ロールプレイ・実習指導】
 相談対応のロールプレイ、行為者へのヒアリング
■プログラム③ 【事例・判例と防止対策】
 最新の事例・判例の解説、ガイドライン作成のポイント、「アトリエエムのハラスメント防止5カ条」にそった防止対策


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「チョコレートドーナツ」

140521blog
今、話題の映画「チョコレートドーナツ」を観ました。
ショーダンサーのルディと検事局で働くポールは愛し合い、薬物依存症で逮捕された母を持つダウン症のマルコと暮らし始めます。
が、ルディとポールが「ゲイ」だと周囲にわかると偏見・差別によってマルコと引き離され、悲しい結末を迎えます。
舞台は1979年のカリフォルニア。実話に基づいた作品で、当時の同性愛者への偏見が如実に伝わってきます。

それから35年。
日本では、同性愛者や性同一性障害など「性的マイノリティー」のうち7割の人が学校でいじめや暴力を受けたことがあり、そのうち3割の人が自殺を考えたことがある、と極めて深刻な実態が5月7日に報告されました。実態調査を行ったのは、自殺防止などに取り組む団体「いのちリスペクト。ホワイトリボン・キャンペーン」です。
このような実態が公表された直後にも関わらず、HIV感染などの予防に向けた兵庫県の啓発活動について、5月16日の常任委員会で井上英之県議員が、同性愛者の生存権、社会権を否定する差別的な発言をしました。
県議員は、いじめや自殺防止の取り組みを率先して進めていかなくてはならないのは言うまでもありません。
発言の撤回と謝罪を早急にすることが必要だと思います。

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女性の活躍度 高知県が1位

140511blog
全国の色々な職場でセミナー(研修)をしていますが、いつも感じることは女性管理職がとても少ないという事です。
一部の企業では、取締役への女性の登用を進めているようですが、日本全体でみると、管理職に占める女性の割合は、係長級で15.4%、課長級で8.5%、部長級では5.1%、というのが2013年の現状です。
これを都道府県別に調査した「地域経済の活性化に向けた女性の活躍促進について」が、男女共同参画局から発表されました。
1位が高知県で、21.8%、2位が青森県で20.3%、和歌山県が3位で18.4%と続きます。
ちなみに、東京都は15.8%で10位、大阪府は11位で15.7%です。
高知県は、有業者に占める女性の割合も46.7%と1位です。とても興味深いデータだと思います。

高知県と言えば、先日、高知県立図書館から「職場のハラスメント 相談対応術」と「ハラスメント 相談員の心得」を購入したいと連絡がありました。
多くの県民の方に読んでいただいて、女性も男性も働きやすい、ハラスメントのない職場環境づくりに役立てていただければ嬉しいです。
アトリエエムの冊子はこちら>>>
調査結果はこちら>>>

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鵜久森 典妙 写真展
第10回記念 「情景」

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今年は鵜久森典妙さんの10回目の写真展ということで、初めてオープニングパーティに招待されました。
こじんまりとしたぎゃらりぃには、大雨にも関わらずたくさんの人が来ていました。
それぞれ個性豊かな人たちと出会えて、楽しいひと時を過ごすことができました。

face-to-faceで職質の違う人たちと語り合う事で、人間の多面的な部分と豊かな部分に触れ合う面白さを改めて感じました。
職場の中だけの人間関係とは違うものを見つけることも大事ではないかと思います。

鵜久森さんの写真の面白さと、人間関係の豊かさに触れた一日でした。
ぜひ写真展に行って、新しい出会いを見つけてください。
アトリエエムも来年は10周年を迎えます。
これまで築きあげてきた事を大切にしながら、さらに豊かな社会環境を目ざしていきたいと思います。

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鵜久森 典妙 写真展 第10回記念「情景」
● とき: 4月28日(月)~5月11日(日) 11時~18時
● ところ: いちばぎゃらりぃ侑香 (TEL:078-361-5055)
       神戸市兵庫区神田町38-22
● アクセス: JR三ノ宮駅より神戸市バス7系統乗車、
         JR神戸駅より7、9、110系統乗車、
          「平野市場前」バス停下車 (バス道東へ100m)

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ハラスメント相談員セミナー 申込受付中です!
【大阪】6月13日(金)【東京】9月12日(金)

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職場でのパワハラやいじめが連日のように報道されています。

●介護施設で働いていた男性職員が女性上司からパワハラを受けて2007年に自殺、遺族が施設を管理していた社会福祉法人に損害賠償を求めていた裁判で、岡山地裁は社会福祉法人に5,000万円の支払いを命じました。

●今年2月に男性巡査長が拳銃自殺をしたのは上司のパワハラが原因だとして、警視庁は上司の男性警部補を減給の懲戒処分としました。

●海上自衛隊の男性一等海士の自殺をめぐっての裁判では、自衛隊が破棄したと回答をしていたいじめの有無を尋ねたアンケートが存在しているという内部告発があり、いじめと自殺との因果関係を認定、7,350万円の支払いを命じる判決が、東京高裁で出されました。

このような悲惨なハラスメントは一部の特別な職場だけで起こるのではありません。
2012年度は全国で5万件以上のいじめの相談が労働局に寄せられました。
ハラスメントを受けてうつ病などになり、休職や退職を余儀なくされる人も後を絶ちません。
今こそ、各職場でハラスメントの取り組みを具体的に進めることが必要ではないでしょうか。

そのためには、相談を受ける人の「スキルアップ」が非常に重要でしょう。
私は、2009年度から「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」を年に数回、定期的に実施してきました。

今年度は大阪では6月13日(金)に、東京では9月12日(金)に実施します。
セミナーには、企業、行政機関、教育機関等の人事・CSR担当者やハラスメント相談員の他、労働組合やNPO、市民グループで労働相談を受けている人、また産業カウンセラーや社会保険労務士など様々な立場の人が全国各地から参加されます。

講義や事例・判例解説に加えて、ロールプレイやケーススタディなども取り入れていますので、すぐに実践に役立つと大変好評です。
4月22日(火)には、朝日新聞でも紹介されました。
この機会にぜひご参加ください。

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「三木啓子のハラスメント相談員セミナー」
【大阪会場】   
 2014年6月13日(金)  11:00~17:00 大阪産業創造館  
 

【東京会場】
 2014年9月12日(金)  13:00~17:00 アーバンネット神田

【両会場共通】
 講師:三木啓子(アトリエエム㈱代表)
 定員:30人
 参加費:12,000円(資料代、税込)
 申込:アトリエエム㈱ TEL:06-4256-8836
 http://atoriem.jp/

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詳細並びにチラシはこちら>>>

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「対応術」 と 「心得」 相談員必携の2冊
梅田と三宮の書店でも好評発売中!

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ブックレット『職場のハラスメント 相談対応術』とハンドブック『ハラスメント 相談員の心得』がとても好評です。
新聞や情報誌などでも多数ご紹介いただき、全国から問い合わせが相次いで寄せられています。
2冊を同時に購入される人も多く「とてもわかりやすい」「研修で活用したい」「ハラスメントの対応の重要さが改めてよくわかった」などのご感想を寄せていただいています。

MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店の4F、ジュンク堂書店三宮店の5Fで2冊並んでドーンと面出しして販売しています。
企業、行政機関、教育機関、労働組合、産業カウンセラー、社会保険労務士など様々な立場の方に役立てていただいています。
ぜひ2冊併せてご活用ください!
『職場のハラスメント 相談対応術』 600円(税別)A5判/64頁
『ハラスメント 相談員の心得』 500円(税別)B6判/64頁
いずれも 著者 三木 啓子
送料 1冊 180円、2~8冊 350円

書店の写真、および冊子の詳細はこちら>>>

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「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」
この機会をお見逃しなく!4月12日(土)から大阪で初の劇場上映

140406blog
今話題のドキュメンタリー映画 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」 が大阪・九条の劇場「シネ・ヌーヴォ」で今週末から上映されます。
2012年3月の完成後、全国の公民館や人権センター、男女共同参画センター等で上映されていますが、いつも大きな反響が寄せられています。
昨年12月の神戸の元町映画館では、連日満席だったとのこと。

三木啓子のブログでも、2012年3月3日(土)に感想を書いています。
ぜひこの機会にご覧ください。
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<劇場上映>
「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」

■日時:2014年4月12日(土)~4月25日(金)
4月12日(土)~18日(金)①11:30 ②18:30 【4/17(木)18:30の回休映】
4月19日(土)~25日(金)①11:30(1回のみ)

■劇場: シネ・ヌーヴォ
〒550-0027 大阪市西区九条1-20-24
TEL:06-6582-1416

「特別割引券」付チラシはこちら>>>
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三木啓子のブログ(2012年3月3日)はこちら>>>
映画の予告編はこちら>>>
詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>

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「メンタルヘルス 心のバランスを大切に!」
AMニュースvol.14 を発行しました

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新年度を迎えました。この時期に特に気をつけなければならないのが、健康管理です。
入社、異動、昇進などで環境が変わり、ストレスが多くなることで、心のバランスをくずしてしまうこともあります。
特に管理職の方は自分の健康管理と同時に、新入社員を迎える中で部下の状況にも気配りをしてあげていただきたいと思います。

4月1日発行の「AMニュースvol.14」では、ストレスとメンタルヘルスについて、ポイントをわかりやすく書いていますので、ご参考にしていただきたいと思います。

鮮やかなグリーンの表紙の「アトリエエムのパンフレット」と一緒に皆さまに送りました。
間もなくお手元に届きますので、ご覧ください。

アトリエエムは、セミナー(研修)や様々な情報発信を通して、健康で安心して働ける職場環境づくりをサポートしています。

メンタルヘルスやハラスメントの研修に関して、お気軽にお問い合わせください。

セミナー(研修)のお問い合わせはこちら>>>

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STOP!「トイレのないマンション」

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東日本大震災から3年が経ちました。
今年の3月11日、私は兵庫県内の消防局でハラスメントセミナー(研修)を行っていました。
午後2時46分、消防士の皆さんと一緒に黙とうをして、亡くなった方たちのご冥福をお祈りしました。

今でも数十万人の人たちが避難生活を余儀なくされていることに、胸が痛みます。
同時に、東北地方の復興が遅々として進まない現状に対して強い怒りと憤りを覚えます。

復興を妨げている大きな原因が、放射能汚染であることは言うまでもありません。

今日、3月14日の未明にも愛媛県を中心とした地震がありました。
私も小さな揺れを感じてすぐにテレビのニュースを観ました。
伊方原発、川内原発共に今の所は異常がないようですが、油断はできません。
地震の多い日本では、福島原発のような事故が、どの原子力発電所でも起こる可能性は十分あります。

たとえ地震や津波の被害がなくても、原子力発電所は電気を作りながら一方で放射性廃棄物・死の灰を発生し続けています。
何万年もの寿命をもつ核廃棄物を処理管理していく方法はいまだに確立されていません。
ゆえに「トイレのないマンション」と言われています。

原発の再稼働の動きが出ていますが、原発に頼らないエネルギー政策を早急に進めるべきでしょう。

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セミナーを通してハラスメント防止の大切さを知る

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私は日頃「ハラスメントセミナー(研修)」で全国の企業、行政機関、大学等にお伺いしています。
今年の1月、2月は例年よりも多くセミナーを行いました。この仕事を長く行っていますが、この時期に集中するのはまれなことです。
東京、名古屋、長野、福井、岡山など遠方からのご依頼もたくさんいただきました。

セミナー(研修)の担当者や参加者からは「今までに何回もセクハラやパワハラの研修を受けてきましたが、とてもわかりやすくて一番よかった」と言っていただき、ご要望にお応えすることができ嬉しく思います。
それは、私がハラスメントの定義や判例解説の講義をするだけではなく、ロールプレイやグループディスカッションを通して、参加者自身にしっかりと考えていただくようなプログラムを作っている結果だと思います。
例えば「ロールプレイなんて照れくさい」と思っていた方も「役割を変えて実際にしてみることで、より理解が深まった」「職場の問題点がよくわかった」「2時間の研修時間が短く感じた」などの感想を寄せてくださいます。
貴重な時間と費用をかけてセミナー(研修)を行うのですから、ぜひ実り多いものにしていただきたいと思います。
新年度を迎えるにあたって、ハラスメント防止に向けての取り組みをしっかりとしていくことが大事だと思います。
セミナー(団体研修)の詳細はこちら>>>

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充実した2日間 相談員育成セミナーvol.2
「行為者へのヒアリングと研修も重要」

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2月6日(木)、7日(金)に大阪で開催した「三木啓子のハラスメント相談員育成セミナー vol.2」。
今回も東京や名古屋、滋賀など各地から担当者が参加、講義やロールプレイに熱心に取り組んでくださり、とても充実した2日間のセミナーとなりました。
「職場のハラスメント 相談対応術」と「ハラスメント 相談員の心得」をサブテキストとして、相談対応に加えて、行為者へのヒアリング、行為者に対する研修、防止体制などについて、皆さんからの質問にも随時お応えしながら、具体的にお伝えしました。

2回、3回と繰り返しセミナーに参加される方もいて、毎回新しい気づきがあり、より深く学べます、と言ってくださるのも嬉しいことです。
さらに今回は「ハラスメント規制の国際的動向」についての大和田敢太滋賀大学教授の講義もあり、特に先進的なヨーロッパの取り組みを学ぶ機会にもなりました。
また、参加者同士がお互いに悩みを語り合ったり情報を交換なども行い、とてもいい出会いとネットワークを築く場ともなったようで、私もとても嬉しく思いました。
次回の「ハラスメント相談員セミナー」は
6月13日(金)に 大阪で
9月12日(金)に 東京で
開催予定です。

詳細は追ってお知らせいたします。ぜひご参加ください。
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参加者の感想を一部ご紹介します。
●ロールプレイを通して、相談員としての役割を適切に果たすことがいかに難しく、スキルの必要なことであるかを実感しました。「相談員としての目」をしっかり持って、対処できるように努めていきたいと思います。
●相談対応の研修は何回か参加したことがありますが、行為者へのヒアリング、その後の判断、対応、研修については初めてで、とても勉強になりました。とても重要な事だと思います。
●初めてセミナーに参加しました。少し不安でしたが来て良かったです。今後もどんどん参加して勉強していこうと思いました。他の参加者と情報交換ができる最高の場でもあるのですね。
●海外の取り組み等も学ぶことができ、とても参考になりました。職場でのルール作りなど、取り組んでいくべき課題が見えてきました。
●コーヒーブレイクや交流会など、セミナーの運営においても、学ぶところが沢山ありました。
●とても内容が濃く、充実した2日間でした。テキストを読み返しながら、これからの業務の中でじっくりと自分のものとして吸収していきたいと思います。
●大阪、東京だけでなく、名古屋など他の地域でもぜひ開催して欲しいと思います。
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アトリエエム主催のセミナーはこちら>>>

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ハラスメント相談員の疑問にお応えします!
2月6日(木)、7日(金)育成セミナー開催

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私のもとには、企業の人事担当者やハラスメント相談員の方から、こんな相談が多く寄せられます。
「相談者(被害者)と行為者(加害者)の主張が違う場合、どのように対応したらよいのかがわからない」
「ハラスメントのガイドライン(防止指針)に盛り込むべき具体的な項目を知りたい」
「メンタルヘルスの不調で休職している人への対応で、気をつけることは」 などです。
2月6日(木)、7日(金)の「ハラスメント相談員育成セミナーvol.2」では、講義、ロールプレイ、ケーススタディ、判例解説などを通して、じっくりと丁寧にお伝えします。
定員までまだ若干余裕があります。
お早目にお申込みください!

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「三木啓子のハラスメント相談員育成セミナー vol.2」
●日時: 2014年2月6日(木)、7日(金) 11:00~17:00
●会場: 大阪産業創造館 6階 会議室D(大阪市中央区本町1-4-5)
●講師: 三木 啓子(アトリエエム株式会社代表 産業カウンセラー)
●参加対象: ハラスメント相談員、CSR担当者、人事・総務担当、人権担当者等
●参加費: 30,000円(資料代、税込)*1日のみの参加は15,000円
●定員: 20人(先着順)
●主催: アトリエエム株式会社

<主なプログラム>
■1日目: 被害者からの相談対応とメンタルヘルスについて
■2日目: 行為者への対応、ケーススタディ、事例・判例、防止対策について
*特別講義(60分) 「ハラスメント規制の国際的動向」 大和田 敢太氏(滋賀大学教授)

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「ハラスメント相談員育成セミナー」の詳細ははこちら>>>

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謹 賀 新 年

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皆さま明けましておめでとうございます。
旧年中は色々とお世話になりまして、本当にありがとうございました。
三木啓子とアトリエエムは、今年もハラスメントのない豊かな職場環境をめざします。
あらゆる状況に対応するクオリティの高い「セミナープログラム」を提供していきます。
どうぞお気軽にお問い合わせください。
本年も何卒よろしくお願い申しあげます。
昨年も仕事の合間をぬって、3D映画から活動弁士による解説付きの無声映画まで、新旧25本の映画を観ました。
特に印象に残ったのが次の5本です。

★「かぞくのくに」 監督:ヤン・ヨンヒ/日本/2012年
★「別離」 監督:アスガー・ファルハディ/イラン/2011年
★「舟を編む」 監督:石井 裕也/日本/2013年 
★「もうひとりの息子」 監督:ロレーヌ・レヴィ/フランス/2012年
★「わたしはロランス」 監督:グザヴィエ・ドラン/カナダ・フランス/2012年
セミナー(研修)のお問い合わせはこちら>>>

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「職場のハラスメント 相談対応術」 全国に発信中!
「相談員育成セミナー」 も間もなく開催!

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「職場のハラスメント 相談対応術」がとても好評です!
企業や行政機関の担当者だけでなく、労働組合、NPO、大学、カウンセラー、社会保険労務士、弁護士、図書館、男女共同参画センターなど、本当にさまざまな方にご購入いただいています。
時事通信社から記事が配信されて、デーリー東北や茨城新聞など各地の新聞でも掲載、全国から問い合わせが相次いでいます。

「とてもわかりやすい」「判例の解説を読んで、ハラスメントの本質がわかった」「相談員の研修で役立てたい」などのご感想が寄せられていいます。
MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店の5F、ジュンク堂書店三宮店の4Fで「ハラスメント 相談員の心得」と共にドーンと面出しして販売しています。
ぜひ併せてご活用ください!
また年明けの2月6日(木)、7日(金)には「ハラスメント相談員育成セミナーvol.2」を開催します。
最近の判例や相談の受け方に加えて、行為者へのヒアリングなどについてもロールプレイを交えて丁寧にお伝えします。

今回は新しい試みとして、三木啓子のセミナーに加えて、2日目に特別ゲストとして労働法の専門家である大和田敢太さん(滋賀大学教授)を迎えることになりました。
大和田教授は、9月までフランスのボルドー大学でハラスメントの調査・研究をされていました。ヨーロッパの法制度や企業の取り組みについての最新情報を語っていただく予定です。
より充実した相談員育成セミナーにしたいと思います。

ご期待ください!
「職場のハラスメント 相談対応術」の詳細はこちら>>>
「ハラスメント相談員育成セミナーvol.2」の詳細はこちら>>>
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<時事通信の記事>
実践的な内容が盛りだくさん
三木啓子著 「職場のハラスメント 相談対応術」

セクハラやパワハラなどのハラスメント防止研修を行っている産業カウンセラーによる計64ページのブックレット。職場でのハラスメントの相談に応じる担当者向けの分かりやすい内容だが、被害に悩んでいる人にとっても参考になる。
「相談員は中立ではなく、相談者にとって一番のよき理解者」とする一方で、相談者と同じ気持ちになること(同調)を戒め、相談員自身のストレス対策の重要性も訴えるなど、豊富な現場経験に裏打ちされた実践的な内容が盛りだくさん。特に民事裁判の判例紹介は、ハラスメント問題の難しさを実感させられる。
(アトリエエム・630円)
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兵庫県議が女性県議にセクハラ
所属党は真摯な対応を!

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兵庫県の桐月一邦県会議員が、酒席での女性県議へのセクハラに対して、所属党から厳重注意を受けた、と報道されました。
「女性は金で買うもの」などと語り「1万円でどうや」と同席していた女性県議に抱きついたというもの。
なんという女性蔑視で、女性の人権を侵害するひどい言動なのかと、怒りを禁じ得ません。
しかも、もっと驚くのがその後の本人と所属党の対応です。
「泥酔していて記憶がない」と語る桐月議員。
「酒の席のことでもあるから」と退団届の受理を保留し、注意にとどめた所属党。

セクシュアルハラスメントに対する「組織の責任」をどう考えているのでしょうか。
男女雇用機会均等法では、セクハラの防止に努めることは「事業主の責任」とされています。
職場以外の宴会の場で従業員が起こしたセクハラに対しても、事業主に責任がある、という判決が出ています。

党と所属議員は直接の雇用関係はありませんが、所属議員の言動に対して責任をもたなければならないと考えます。
今回の件についてどのように対応するべきか、そして再発防止に向けてどのような取り組みを具体的に行っていくのかを、真摯に検討しそれを県民に公表することが必要でしょう。

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「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」
12月14日(土)から 関西で初の劇場上映

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今話題のドキュメンタリー映画 「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」 をもうご覧になりましたか。
昨年春の完成後、全国40か所以上で上映されていますが、いつも大きな反響が寄せられています。
三木啓子のブログでも、2012年3月3日(土)に感想を書いています。

各地で上映会が次々と取り組まれていますが、関西では初めて神戸の映画館で12月14日(土)から上映されることになりました。
12月11日(水)の神戸新聞と朝日新聞(いずれも兵庫県版)でも大きく紹介されています。
ぜひこの機会にご覧ください。
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<劇場上映>
「もういいかい~ハンセン病と三つの法律~」

■日時: 2013年 12月14日(土)~12月20日(金) 10:00~(モーニング上映)
■劇場: 元町映画館 (元町商店街4丁目)
 兵庫県神戸市中央区元町通り4丁目1-12
■TEL: 078-366-2636

「特別割引券」付チラシはこちら「131214motomachieigakanchirash21.pdf」をダウンロード

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三木啓子のブログ(2012年3月3日)はこちら>>>
詳細は「もういいかいのブログ」をご覧ください>>>

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「キルギスの誘拐結婚」 林典子写真展

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誇らしげにポーズをとっている新郎。
その横で、まるで能面のように全く表情のない新婦。

先日、ほんの少しの空き時間に大阪ニコンサロンを訪れた私は、その写真に映った女性たちの姿に大きな衝撃を受けました。
林典子写真展 「キルギスの誘拐結婚」です。(カラー、30点)
中央アジアのキルギスでは、4割の女性が男性に誘拐されて、結婚させられているという。
しかも、一度男性の家に入った女性は、純潔ではないとみなされて、実家に戻ることもできず結婚を受け入れざるを得ず、その後自殺する女性も多いと。

多くの女性の人権が踏みにじられているこの慣習に大きな怒りを覚えます。
同時に、何か月にもわたって、村々を回って女性たちと話をして撮影をして、現状を知らせてくれた林典子さんに、心から敬意を表します。

社会の矛盾や理不尽さを知ったからといって、すぐに行動に移せないかもしれません。
でもまずは、事実を知ることが大事だと思うし、知らなければ変えることもできないと思うのです。

その日、私たちから「知る権利」を奪ってしまう「特定秘密保護法案」が衆議院で強行採決されました。

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色々な職場で、ハラスメントセミナー(研修)をしています

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先週も色々な職場で、ハラスメント防止セミナー(研修)をしました。
◆11月16日(土)
大阪府内の訪問看護ステーションの管理者の方たちに、90分間のパワハラ、セクハラセミナー。
看護師さん達は、訪問先の利用者(患者)さんからセクハラを受けることもあります。
その時の対応や、管理者の役割、組織としての体制などについてロールプレイを交えて、お話しました。

◆11月18日(月)、19日(火)
大阪府内の企業で、全社員に対して1回に50人ずつ、1日に2回、合計4回のセクハラセミナー。
毎回セミナーの冒頭には、担当者から事前に実施した職場内のセクハラに関するアンケート(実態調査)の結果が報告されました。
さらに人事担当役員から「当社からセクハラを根絶するために研修を実施します」との挨拶があり、その後三木から事例・裁判例の解説なども含めて60分間のセミナーを行いました。

◆11月20日(水)
大阪府内の市役所の管理職50人に、120分間のハラスメントセミナー。
この市役所では、3年前に「パワハラ防止のガイドライン」を制定、その後、毎年継続して研修を行っています。

◆11月22日(金)
名古屋市の企業で、各支店のハラスメント相談員15人に、10時~17時のセミナー。
相談の受け方、行為者へのヒアリングなどロールプレイを交えて、かつ、随時、様々な質問にもお答えしながら行いました。

◆今週は、茨城県鹿嶋市の工場の人権担当者に、午前、午後2回、各120分間のセミナーを行う予定です。
みんなが安心して働ける職場環境になるために、これからもハラスメントセミナーをしっかりとしていきたい、と改めて思った「勤労感謝の日」でした。
ハラスメントセミナー(研修)のお問い合わせはこちら>>>

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11月は「女性に対する暴力をなくす月間」です

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セクハラのパンフレット「事業主の皆さん セクシュアルハラスメント対策はあなたの義務です!!」が厚生労働省から2013年8月に発行されました。
先日パンフレットをダウンロードしようと厚生労働省のHPを見ると、なんと1年前の古いパンフレットのまま!!
すぐに厚生労働省の雇用均等政策課に電話をしましたが、それからさらに待つこと数日、ようやくアップされました。
もし問い合わせをしなかったら、ずっと古いままだったのでしょうか。

11月12日~25日は、セクハラ、DV、ストーカー等の「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。

「セクハラ」という言葉が流行語大賞になったのは、1989年。
四半世紀たった現在でも働く女性の4人に1人が職場でセクハラを受けています。
昨年度労働局に寄せられたセクハラの相談は、約1万件。
一向になくならないセクハラに対して、厚生労働省も事業主ももっと真剣に取り組みをすすめなければならないと思います。

セクハラ防止セミナーはこちら>>>
厚生労働省のセクハラパンフレットはこちら>>>

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「職場のハラスメント 相談対応術」
わかりやすくブックレットで誕生!

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お待たせしました!
「職場のハラスメント 相談対応術」が完成しました!

ハラスメント防止の取り組みにおいて、相談員はとても重要な役割を担っています。
多様な相談に対応するためには、幅広い知識とスキルが必要ですが、それは一朝一夕に身につくものではありません。

アトリエエムでは、今まで年に2回「相談員セミナー」を継続的に実施してきましたが、参加できなかった人たちからのご要望におこたえするためにも、このたび新しくセミナーブックレットを発行しました。
相談員が適切に対応できるための心構えや、相談者の心理を理解することの必要性、相談員自身のストレスや悩みなどについてわかりやすく書いています。
企業や行政・教育機関、労働組合、NPOなどで相談対応をされている人にとってお役に立つブックレットです。
相談体制の充実のためにもぜひご活用ください!
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「職場のハラスメント 相談対応術」
著者:三木 啓子(アトリエエム代表、産業カウンセラー)
製作・発行:アトリエエム株式会社
価格: 600円(税・送料別) 
A5判/64頁/2013年11月発行

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詳細はこちら>>>

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男女平等度 日本は毎年低下、105位に!
セクハラ防止には、女性の管理職登用が重要

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女性が少ない!
私は、全国の企業や行政機関等でハラスメント防止セミナー(研修)をしていますが、会場に入ってまず感じるのが、女性管理職の少なさです。
従業員全体では半数近くが女性であるにも関わらず、課長級研修では女性はほんの数人、全くいない企業も珍しくありません。

1986年の男女雇用機会均等法から27年、女性たちは管理職になれるキャリアを十分積んできています。
企業は、もっと積極的に女性の管理職登用を進めていくことが必要でしょう。

女性の管理職を増やすことが、セクシュアルハラスメントの防止にもつながります。
それは、性別によって差別をしたり排除するのではなく、誰もがお互いに「人」として、相手を尊重する組織になっていくからです。
性別による賃金差別や昇格差別などがあってはならないことは言うまでもありません

世界経済フォーラムが10月25日に発表した男女平等度で、日本は136か国中105位。
2010年は94位、2011年は98位、2012年は101位で毎年低下しています。
何という恥ずかしい、情けない数字でしょうか。
この順位を企業のトップや政治家たちは、もっと重く受け止めなければならないと思います。

セクハラ防止セミナーの詳細はこちら>>>>
世界経済フォーラムの報告書「The Global Gender Gap Report 2013」はこちら>>>

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広く深く学びの2日間
ハラスメント相談員育成セミナー 2月に開催決定!

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「職場のパワーハラスメント 対策ハンドブック」が9月末に厚生労働省から発行されました。
パワハラの定義に加えて事業所の対策事例集も掲載されていますので、参考にしてぜひ取り組みを進めていただきたいと思います。

また同じ日に、労働政策審議会雇用均等分科会からも報告が出されました。
職場のセクハラは、性別役割分担意識が原因や背景にあること、同性に対するものも含まれること、などを指針に明記するようにというものです。

ハラスメント相談員やCSR担当者には、今後ますます多様な対応が求められるようになってきました。
2月の「ハラスメント相談員育成セミナー vol.2」では講義、ロールプレイ、ケーススタディ、判例解説などを通して、ハラスメントの対応について相談員のスキルアップをめざします。
相談対応から防止対策まで広く深く学べるセミナーです。

ぜひご参加ください。
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「三木啓子のハラスメント相談員育成セミナー vol.2」
●日時:2014年2月6日(木)、7日(金) 11:00~17:00
●会場 : 大阪産業創造館 6階 会議室D  大阪市中央区本町1-4-5
●講師 : 三木 啓子 (アトリエエム株式会社代表 産業カウンセラー)
●参加対象 : ハラスメント相談員、CSR担当者、人事・総務担当者、人権担当者等
●参加費 : 30,000円(資料代、税込)*1日のみの参加は15,000円
●定員 : 20人(先着順)
●主催 : アトリエエム株式会社

<プログラム>
■1日目 被害者からの相談対応とメンタルヘルスについて
■2日目 行為者への対応、ケーススタディ、事例・判例、防止対策について
*ゲストスピーカーによる特別講義 (60分間/予定)
「フランスの現状と法制度~企業等の取り組みを中心に」

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「ハラスメント相談員育成セミナー」の詳細ははこちら>>>
「職場のパワーハラスメント 対策ハンドブック」はこちら>>>
労働政策審議会雇用均等分科会の報告はこちら>>>

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「ブラック企業」対策
国は継続的な取り組みを

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ブラック企業とは、長時間労働や残業代の未払い、パワー・ハラスメントなど、劣悪な労働を強い、労働者を使い捨てにする企業のことです。大量に社員を採用し、厳しいノルマを課し達成できないと容赦なく解雇をする。どれだけの若い人たちが心身を壊して職場を去っていったことでしょうか。
しかも決して中小企業だけの話ではありません。長年働いてきた中高年の社員をリストラするための「追い出し部屋」がある大企業も少なくありません。
労働組合やNPOが被害者の救済活動をしていますが、ブラック企業被害対策弁護団も発足されました。

厚生労働省もようやく対策に乗り出して、今月、極端に離職率が高いなどブラック企業の疑いがある全国の4千社に対して監督指導を集中的に行っています。労働者からの電話相談も受けつけていますが、予想以上の相談が寄せられています。
被害者の話を聴くだけに終わらせず、その企業に対して勧告や指導など有効な手立てをぜひ行って欲しいと思います。

国は「人権教育・啓発に関する基本計画」で13の人権課題を取り上げて、啓発や様々な取り組みを行っていますが、この中には「働く人」は入っていません。
14番目の課題として、「労働者」を位置づけ、ハラスメントなどの問題にも継続的に取り組むことが今こそ必要ではないでしょうか。

*「13の人権課題」
女性、子ども、高齢者、障がいのある人、同和問題、アイヌの人々、外国人、犯罪被害者等、HIV・ハンセン病患者等、刑を終えて出所した人、インターネットによる人権侵害、北朝鮮当局による拉致問題等、その他

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東京での相談員セミナーに各地から参加
「ぜひ継続的に開催してほしい」

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東京で初めて開催した「三木啓子のハラスメント相談員セミナー vol.8」。
関東地方を始め、新潟、静岡、大阪など各地から担当者が参加、講義に真剣に聴き入り、ロールプレイにも熱心に取り組んでくださり、とても充実したセミナーとなりました。

ハンドブック「ハラスメント相談員の心得」をサブテキストとして、相談の受け方、行為者へのヒアリング、防止体制などについてお伝えしました。
皆さんの感想から一部ご紹介します。
●ハラスメントの相談者、行為者双方に対する対応については非常に難しい問題であるとは認識しながらも、どう実際に対応したら良いのか見えておりませんでした。本セミナーではその考え方について糸口が見えたように思います。
●相談者、相談員、行為者のロールプレイが体験できたのは貴重な経験でした。また講義も的を絞った内容で、半日でしたが、濃い時間だったと思います。
●とてもしっかりした資料をご用意いただきありがとうございました。持ち帰ってじっくり読みます。
●東京でのセミナーの機会をもっと作っていただければと思います。
●「ハラスメント相談員育成セミナー」にもぜひ参加したいと思います。
ハラスメントの防止には職場で相談員をしっかりと「育成」していくことも、とても重要です。
2014年2月6日(木)、7日(金)には、2日間にわたってさらにより深く学んでいただく「ハラスメント相談員育成セミナー vol.2」を大阪で開催します。
詳細は追ってお知らせいたします。ぜひご参加ください。

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68回目の終戦記念日

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暑い暑い8月に3本の映画を観ました。
「はだしのゲン」(アニメ)/原作・脚本・製作:中沢啓治/1983年 日本
「夏の祈り」/監督・撮影:坂口 香津美/2012年 日本
「最愛の大地」/監督・脚本・プロデューサー:アンジェリーナ・ジョリー/2011年 アメリカ
とても残酷なシーンがあるから、「はだしのゲン」を子ども達には観せたくない、という大人がいます。
確かに、胸が苦しくなって、とても辛い気持ちになるのはわかります。
でも、そこに描かれていることを受け止め、目をそらさずに観ることも大切です。
若い人や子どもたちにもしっかりと事実を伝えていかなければならないと思うのです。

戦争、紛争、内戦・・言葉は違っても、どれも人を殺し、強姦し、土地や物を略奪すること。自分と自分の家族を守るという「正義」や「愛国心」という言葉のもとに。
暴力や力で相手をいくらねじ伏せても、何の解決にもならず、そこからは何も生まれてはきません。
ただ哀しみと憎しみだけが増幅していき、報復という連鎖を生み出すだけなのです。
終わることのない残酷で、悲惨な争いだけが愚かにも延々と続いていくだけです。

「過ちは繰り返しません」と誓ったにも関わらず、「不戦の誓い」を述べずに、戦争への道を歩み出そうとしていることに大きな危惧と怒りを感じているのは私だけではありません。
私たち一人ひとりがまずは正しく過去を認識して伝えること、そして将来のために今、何をしなければならないのかをしっかりと考えなければならないと思います。

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